どーも、はるきちです♪
いやあ、とうとうこちらへ行くことができました。。
名店「魚山人」。
漁港から船で渡った島に、ぽつりとある一軒家。
1日2組(昼、夜)のみの、完全予約制。
「フレンチの鉄人」坂井シェフがおしのび? で足しげく通うこちらでは
絶品の海鮮料理を味わうことができます。
いろいろ語りたいことがあるのですが、前置きばかり長くなりそうなので、料理の説明に入っていきます(笑)
この日は、「5,000円」のコース。
さて、まずやってきましたのは、お造りです。
これがもう美味いのなんのって。
生簀で泳いでいたのをすぐに食べたことはありますが
これはまさに自然の海で今まで泳いでいたんだろうなあってのが分かる新鮮さ。
ぶりっぶりの食感、濃い魚の味。
そして、こちらは醤油が美味い。
なんと、醤油は自家製なのですが(というか、ポン酢などもふくめ、何もかもが自家製)
これが独特の甘みがあってすごいんですよ~。
それから、中華風に仕立てたすり身やサザエの料理がつづきます。
毎回、吉田さんが調理場のある1階から料理を運んできてくれるのですが(食べる場所は2階)
「はい、すぐ食べて~。できたてが美味しかけん」
「うちの母ちゃんの作る料理は、美味かもんね~」
と料理の説明をしつつ、うれしそうに語ります。
そして、楽しみにしていた「アワビの酒蒸し」がやってきました。
1人にひとつずつ。
すごい上等のお酒を使っていると言ってましたが、おっしゃるように、まずお酒の香りが非常に良い。
そして、アワビはかなりのやわらか仕上げ。
肝もいっしょに入ってます。
調味料はほぼ使わず、素材の良さをこれでもかと味わせてくれますよ。
他にも、天ぷら、ところてん、煮付け、キッシュといろんな角度から、僕らの舌を楽しませてくれます。
まず「面白い」と思ったのが、天ぷらはよけいな調味はせず、なんと「海水」で味つけをしているんですよね。
魚が元々泳いでいる海の水で調理をする、そうすることで、魚本来が持つ美味しさが1番出せるのだとか。
いやあ、この考えは面白いですよね。
言うまでもなく、ところてんやキッシュのひじきなど、全部大将が自ら海で調達してきたものだし
煮付けも漁でとったものですよ。
まだまだ料理はつづきます。
タコのマリネ、茶碗蒸し。
マリネに使うドレッシングも、もちろん自家製。
使う野菜も自家農園のもの。
そう、こちらは野菜も作ってるんです。(2階から畑を見れますよ)
そして、この茶碗蒸しがかなり美味い。
坂井シェフと共同で作り上げたという茶碗蒸しなのですが
「この旨味はどうやったら出るの?」っていう初めてな感覚。
さあ、ようやく〆までたどりついたぜ~。
すごいボリュームなんですけど、美味いから食べれちゃうんですよね。
最後は、古代米を使ったお鮨、そしてすまし汁。
これに関しては、吉田さん自らが作ってくれます。
いやあ、もう何も言うことはないぜ。←説明放棄
すまし汁も海水で調味しているとかで、絶品すぎて悶絶。
5人で今回行きましたが、全員まさかの完食(笑)
それを見て、吉田さんも「お~、完食したね~。こないだ来た、ラグビー部の連中も残していったとに」と
うれしそうに褒めてくれました。
調味料から、野菜から、すべて自家製で出す、素材へのこだわり、味。
漁港から船で渡るという、その道のり、シチュエーション。
それらも素晴らしいのですが、1番感動したのは、大将吉田さん人柄とその考え方。
漁でとれても、商品にならない魚はすべて捨てるのが一般的(ビジネス)になっている中
吉田さんは小さい魚も自分のとこの自然の生簀で育て、一切無駄にしないということ。
この自然との向き合い方に感動し、帰りがけ、その生簀を見させてもらったときは
なんともいえない気持ちになりました。
そんなことをしながら、饒舌なおしゃべりでは下○タを放って笑わせてくるんだから、もう最高です。
料理だけじゃない、いろんな感動をごちそうさま。
またうかがいます。
ではでは♪
↓
お店のくわしい情報は、「コチラ」 からどーぞ☆