自分自身が羊水検査で陽性であることがわかり、染色体異常を理由に堕胎することになった時、これ程のネット社会に ”その情報” が少なすぎることに驚いた。
しかも13トリソミーや18トリソミーなどは『まだ仕方がない判断』だと受け入れられているが、21トリソミー(ダウン症)での中絶となると話が別だ。
極端に情報量が少なくなる。
鬼畜、非道、命の選別…たくさんの批判や罵りの言葉であふれた情報ばかりで、知りたい情報は伏せられているのが実情だ。
統計的には羊水検査で染色体異常が判明したほとんどの人が中絶を選択しているのにも関わらず、染色体異常で一番多いとされるダウン症の方の情報だけ見当たらないのもおかしな話だ。
もちろん、『中絶』を良しとしている訳ではない。
だけど私は『ダウン症の赤ちゃんをおろした』という事実だけは曲げようがない。このブログを見て、私の考え方や書き方に悲しむ方もいらっしゃるかもしれないけど、それでもあえて書いている。
中期中絶を選ぶことは簡単なことではない。想像以上の痛みも、莫大なお金も、予後の精神状態もボロボロになる。
それでも『命を絶つ』責任を負いながらも、前に進んでいこうとする自分勝手な私と同じ立場・同じ思いの人がいるかもしれない。
『羊水検査 ダウン症 中絶』での検索で、こんなしがないブログにたどり着く方が多いのも、ネット上にその情報が少ないが故だと思う。
いろんな不安を抱え、羊水検査の結果を待つ人や、”判断” に迫られている人、”中絶” を選んでやり場のない思いに心を痛めている人に真実を伝えたい。
仲間や同士を作り、中絶を肯定したいんじゃない。だけどやっぱり気になるんだ。
『中期中絶は痛いのか』
『費用は?』
『中絶の流れは?』
『予後の体調は?』
『どれ位で再治療?』
人は人だと理解しつつも、誰かと自分を比べたり、安心したり希望を持ったりしたいんだ。
少なくとも私は…知りたい。
そしてやっぱり…
『ひとりじゃない』と思いたい。