ラーメン二郎 松戸駅前店 21 | 主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎を食べた記録として駄文を書き散らかしていて自分自身のライフログ的な位置付けです。

※アイコンは人生初の二郎を食べたラーメン二郎吉祥寺店の成れの果ての生郎(既に閉店)

ラーメン二郎松戸駅前店に行きました。



2021年10月平日の夜のことです。





緊急事態宣言が解除されてから3回目の越境先に選んだのは千葉県松戸市のラーメン二郎松戸駅前店です。


仕事が終わった後に都内から常磐線で移動してきたのですが、松戸って割と近いしもう3回目なのであまり「越境してきたぞ感」はありませんでした。




20名程度の行列の最後尾に並んでお店越しのダイエーを眺める感じが何だか懐かしいな。なんて感慨深くなったりして、フト前回訪問はいつだったのだろうか・・・と。


気になって個人的記録を遡ってみたら前回訪問は2020年1月でした。


1年半以上も間が空いてしまっているのはどう考えてもコロナの関係なんだろうなぁ。




ジリジリと行列は進んで行ってこの看板の所までやって来ました。


そう言えば以前はこの看板だったかどうかは忘れましたが営業終了時に「本日は終了しました」みたいな文言が書かれた看板が行列の最後尾に置かれて、殿(しんがり)を務める方がその看板と共に移動してたようなしきたりがあった気がします。


記憶が合ってるかどうかも曖昧だし、もう何年も前のことだろうからスゴいウソを書いてるのかも知れません。まぁおそらく小さい事でしょうから気にしないでも良いか。


さて、行列の先頭から適当な順番になったので、一度列を離れて店内にある券売機に食券を買いに行きます。




なんとなく雑然とした雰囲気のプラスチック券売機とピントを外してしまった写真。


下部に貼られている紙に目が行きます。




なんだこれは。カウンターに並んでいる唐辛子は1つだけ一味で残りは全て七味になっているという。


発注ミスをしたのか誤品納入があったか、もしかしたら実験か何かなのでしょう。




とにかく小ラーメンの食券だけ購入して再び列の元いた場所に戻りました。


ボーッと適当に考え事をしながらヒマな時間を過ごしていたら、しばらくして前々ロットのお客さんがパラパラと退店してきたので僕も前の人に続いて入店。




持参したレンゲを冷水が入ったコップにセットして麺半分とリクエストしたラーメンが出来上がるのを待ちます。


厨房の中には骨挫傷に苦しみながらも二郎のラーメンとストイックに向き合う店主さんと男性助手さんのコンビ。


時折若干苦しげな表情を浮かべながらもキレのあるオペレーションを見せる店主さんを眺めながら出来上がりを待っていると、やがて麺が茹で上がり華麗な平ザル捌きからのトッピングコールタイムとなりました。


「ニンニク少しと脂」とリクエストすると素早い盛付工程を経て目の前のカウンター高台にトンっとラーメンが到着。




小ラーメン(麺半分)790円+ニンニク少し+脂です。


ファーストルッキングはとにかく脂が旨そう。




サイドから眺めてみると麺量・野菜の量共にだいぶ控えめにして頂いたのが分かり個人的適量であること間違いありません。


これならば最後まで苦しくなること無く余裕を持って完食出来そうだなぁ。と。




野菜はシャキシャキめに茹で上げられていて添えられた生の細かく刻まれたニンニクは想像よりは多めでした。




そして脂が回りまくった濃厚で分厚いド乳化スープはFZ醤油の塩気・背脂の甘み・豚ダシや化学調味料の旨味などが怒濤の如く押し寄せてきてガッツリ受け止めるのにコチラも体力が必要なイメージで。




そしてそのスープに追い打ちをかけるようにトッピングされた固形脂はシャキシャキの野菜と合わせて食べるのがきっと最適解。


脂はきっと万能ドレッシングというヤツです。




券売機の貼り紙を見てからずっと気になっていた卓上唐辛子ガチャですが中身は七味だったので、確率だけから言うとハズレの方でしたが、二郎のラーメンに七味唐辛子は合わせた事が無かったのでなんとなく新鮮な印象を持ちました。


常態化して欲しいとまでは流石に思いませんが、ごくごくタマになら七味唐辛子もなかなか良いのではないかなぁ。なんて。


七味唐辛子と脂にまみれたシャキシャキの茹で野菜を前菜代わりにモシャモシャ食べていると必ず箸先に当たる硬めの感覚・・・豚が気になったので引っ張り出して白日の下に晒すことにしました。




豚入りは券売機の設定にも無くて現金プラスでも存在しないメニューだと思い込んでいましたが、なぜだかコレだけの豚が次から次へとドーンと登場したことに若干の焦りを感じます。


味の染み込んた柔らかい豚をたくさん食べられる事はめちゃくちゃ嬉しいのですが、果たして2ロット以内にコレを完食出来るのか?という疑念がアタマに浮かんで来てココロの中にはさざ波が立ち始めていたりなんかして。


取り急ぎ1枚サッと味と食感を確かめるようにパクっとしてから天地返しの儀に移行します。




これで麺量まで松戸駅前店の標準量だとしたら額に脂汗を浮かべていながら食べる事になったと思いますが、そこは店主さんに手加減(?)頂いたみたいで嬉しい限りです。




スープが染み込んだ平打ちオーション麺をズバズバ啜りながら大量の豚をもぐもぐしていると、豚をおかずに麺を丼メシをガツガツ食べているような感覚になりますが、とにかく満腹中枢が刺激される前にひたすら右手の動きを止めること無く食べ進めて行きます。


豚を食べて麺を啜り豚を食べて野菜をムシャムシャして豚を食べて麺を啜り豚を・・・麺より豚の方が多いな・・・なんて思いつつやがて完食となりました。


結局持参したレンゲはスープを飲む為よりも天地返しに活躍した感がありますが、左手にレンゲを持ちながら食べるのが何となくバランス的に落ち着く感じがするので今後も仕事用カバンの中にジップロックに入れたレンゲを常備することでしょう。


丼とコップをカウンター高台に片付けつつ若干シャイな店主さんと少しだけマスク越しに会話をしてご馳走さまでした。と最大限のお礼を伝えてお店を後にしました。


お腹いっぱいでもうこれ以上なにも入りませんが気になる新店が出来たらしいので様子だけ見に行こうとテクテク松戸の街を歩いて移動します。




生い立ちは不明ですが三鷹のスタミナ満点らーめんすず鬼インスパイアのお店です。


人気なのか回転が悪いのかは不明ですが店頭には数人の待ち客も出来ていて道行くクルマにも注目されているようでした。




なんかコンサルが入っているっぽいな。と店内を興味深く伺いながら食べて気付いたのはまた別の日の話で、高確率でブログにはしないと思っていたりしますです。はい。