ラーメン二郎 目黒店 28 | 主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎を食べた記録として駄文を書き散らかしていて自分自身のライフログ的な位置付けです。

※アイコンは人生初の二郎を食べたラーメン二郎吉祥寺店の成れの果ての生郎(既に閉店)

ラーメン二郎目黒店に行きました。



8月前半の日曜日のことです。





更新頻度がモノすごく低いのですがラーメン二郎にも以前ほど頻繁に行っていないので何とか記事が8月分に入りました。


写真から陽光のギラギラ感が伝わってくるのがちょっと懐かしい気分にさせてくれます。




この日の朝は代官山に新しくオープンしたチキンバーガーのお店に訪問していました。




アメリカンレトロな雰囲気を上手く現代的に寄せている雰囲気がある店内で、フライドチキンにBBQエッグソースをかけて挟んだキチンバーガーとサイドメニューもフライドチキンという「アニマルモード」というセットをキメます。


確かこのボリューミーなセット(飲み物はレモネードを選択)で720円だったので代官山の駅前なのにかなり攻めているなぁ。なんて感想を抱きました。




そして少し時間が経過して中目黒のブルースターバーガーに。


山手通りのうどん店「おにやんま」の隣ぐらいの場所にあります。


近くの関谷スパゲティもロメスパ好き人間的に食べてみたかったのですが今回は胃のキャパシティを考慮してコチラに。




完全非接触キャッシュレスで間接費を削って原価率68%という驚異のコストパフォーマンスを誇ると話題になったお店です。




ハンバーガーは若干小振りですがクオリティ的には1000円ぐらいのグルメバーガーと呼ばれるカテゴリーに分類される感じの味わいで。


肉肉しいパティが良くてバンズはちょっと改良の余地があるのかも知れませんが、ポテトとドリンクがセットになって637円(税込み)は単純にスゴいと思います。


一言で言い表すと「マックの値段でグルメバーガーが食べられる」といったところでしょうか。


うん。旨かった。


それから山手通りを南下して大鳥神社方面に向かいます。




もちろん手にはしっかり500円硬貨を握りしめていました。




当時の営業時間案内。今は下の写真のようになっています(2021年12月撮影)




たまにはこういうリアルタイム情報も入れていくんです。


さて、この日は昼の部の閉店間際なので行列は緩めでした。




購入するのはもちろんワンコインの小ラーメンです。


東京都心の目黒区で500円でボリューム感たっぷりの旨いラーメンが食べられる。それだけでもめちゃくちゃ価値があると思っていたり。




なんて呼んで良いか分からない色の食券と後続のお客さんがいない店頭。


真夏なので気温はそれなりにありましたが、日陰なのと他のお客さんの会話とかソーシャルディスタンスとか気にしないで良いので割と快適に待ち時間を過ごす事ができました。


目黒店はコロナ前は5席づつ1ロットになっていて、だいたいキレイに1塁側と3塁側と5杯づつロット管理がされている印象でしたが、コロナ禍では片側4席の4杯ロットとなっています。


箸を持つ手の動きが止まっているような著しく食べるのが遅いお客さんに対して以前の助手さん(今は下北沢のらーめん玄の店主さん)は「無理しないで残してください」的な退店の促し方をしていましたが、この日の麺上げの元野猿街道店・新小金井街道店出身の男前のヒゲの助手さんは笑顔で「申し訳無いのですが席を移動してもらっても良いですか?」と確認していました。


そう言われた(もうコレ以上食べられないと思われる)お客さんはきっかけを与えてもらった感じで食べるのを辞めて丼をカウンター高台に返していました。


なるほど。悪印象を与えないそういう接客スキルもあるんだな。なんて思いつつ1塁側のカウンター席に水を汲んでから座ります。




目黒店に行こうと前々から計画していたのでキチンとレンゲを自宅から持参してきました。


カウンターの中は前述の男前の助手さんと女性助手さんの2名体制。


二郎でイメージされがちな殺伐とした雰囲気は微塵も無くて、言うならばほんわかとしたムードでオペレーションは進んでいます。


やがて麺が茹で上がりトッピングを聞かれた後に僕のラーメンが配膳されました。




小ラーメン500円+ニンニク少し+固形脂です。


寸胴から脂をすくってかけてくれた後に嬉しいことにドンと別の脂分の多い豚を乗せてくれました。




横から見ると小振りな丼から麺が盛り上がっているのと頂点の豚の主張が強いのが感じ取れます。




ニンニクはリクエスト通り少しだけで野菜(モヤシ)はある程度シャキシャキ感を残しています。


以前の目黒店の野菜ってクタクタになるまで茹でられてフライパンに入れられていたような気がするのですが変わったのかも知れません。




そして先程の脂塊。トロトロ食感の肉部分も残っていて味の染みていて目黒店では初めて食べるような感じの豚です。ありがとうございます。




スープは非乳化でキレがありつつも旨味も感じるという間違いなくアタリの時のコンディション。


レンゲを持参して正解だったと頷きながらクイクイ飲んでしまいました。




豚を並べてみると丼の表面を覆い尽くすぐらいの量があって、脂身が入りまくった所謂トントロ(ネック)部分と言われる稀少部位がこんなにたくさん。


めちゃくちゃ柔らかくて今まで目黒店では食べたことが無い豚だったので、ある意味感動的ですらありました。


男前の助手さんにひたすら感謝しつつ天地返しのフェーズに移行していきます。




持参したレンゲが大活躍して割と簡単に天地返し完了です。




スープを吸って若干色付いたオーション麺は縮れてスープの持ち上げも良好。


以前はそこまで太麺であるとは感じていませんでしたが、昨今二郎全店で細麺傾向化が加速しているようなイメージなので相対的に目黒店の麺が太くてボリューミーだな。なんて思うようになりました。


茹で加減は二郎標準よりカタメでグミグミ感とゴワゴワ感をしっかり味わえます。


刻みニンニクのパンチが効いた柔らかい豚と野菜を食べて麺をズバズバっと啜り、レンゲでクイッとキレのある非乳化スープを飲んでまた麺をズバズバッと啜り上げるという幸せの時間をループして割と短いタイムで完食となりました。


二郎に慣れたお客さんはだいたい食べるのが早いのでロットで最速とはなりませんでしたが、2番手で完食して丼をカウンター高台に返したすす。


自分が使ったカウンターのスペースを台ふきんで拭き上げて、男前の助手さんと女性助手さんにキッチリごちそうさまでした。とお礼を伝えて退店。


外に出ても真夏の陽光はギラギラしていてこの調子だと汗と日焼けがスゴいことになりそうだなぁ。なんて思いつつ帰途についたのでした。