ラーメン二郎 三田本店 65 | 主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎を食べた記録として駄文を書き散らかしていて自分自身のライフログ的な位置付けです。

※アイコンは人生初の二郎を食べたラーメン二郎吉祥寺店の成れの果ての生郎(既に閉店)

ラーメン二郎三田本店に行きました。


土曜日の朝のことです。




三田本店は緊急事態宣言に入る前から改装の為にお休みになっていて、6月にリニューアルオープンしました。


越境を伴う移動制限が解除された週末に新規オープンした千葉店と大宮公園駅前店に行って、次の週末(27日)土曜日に訪問したのです。




この角度からの慶應義塾大学もしばらくぶりに見るなぁ。まぁ、母校というワケでもないので、そこまでの感慨があるワケではありません。




到着したのは8時前。店頭に20名近く開店待ちの行列があったので、整理券が配布されていない事を瞬間的に悟りました。




久しぶりに本店の裏口見たな。なんて思いつつ前回いつ来たか自分の記録を見返してみたら、なんと去年の営業最終日でした。


半年ぶりの訪問で今年初めてというコトになります。




「働き方改革」の影響で土曜日の休日出勤が厳しく制限される前は、毎日の残業だけでは仕事が追いつかずほぼ毎週休日出勤していました。


そして月に1〜2度は三田本店で朝ごはんを食べてから休日出勤するという事がルーティンとなっていたので、その頃から比べると今の強制完全週休2日制と強制定時退社もあるこの状況は隔世の感がありまくるなぁ。




だいたい10年前くらいから三田本店でのサタデーモーニング二郎を覚えたのですが、未来の店主候補である助手さん達の変遷は、中山店主さん→仙台店主さん→亀戸店主さん→札幌店主さん→新代田店主さん→京都店主さん→会津若松店主さんみたいな順番だったような気がしますが、大宮公園駅前店の店主さんも同じ頃にいたりした記憶があって、もう順番はあまり覚えていません。


途中で見かけなくなってしまった助手さん達(上野毛・一之江・桜台等の出身)もいたりしましたがきっと色んな事情があったのでしょう。




そんな事を思いながら行列に並んでいたら、なんと8時ちょうどくらいにシャッターが開いてゾロゾロと行列が動き出しました。


8時開店だなんて経験上で最も早いような気がします。




リニューアルオープン前と値段は変わらず小ラーメンは600円。


消費税増税とか材料費等の原価高騰も全てお店が吸収して、2009年以降値段が変わっていないのはモノ凄い事だと思います。




入り口にはアルコール消毒薬があったのでシュッと手のひらと指先にすり込んでから入店。




正面のカウンター席に座りましたがリニューアルあるされたカウンターと椅子がとてもキレイ。


あまり見ていませんでしたが、写真で確認する限り床面もキレイに工事されていたのかも知れません。




着席すると元野猿・小金井の男前の助手さんからありがたく受け取ったグラスを真新しいカウンターに置いてみると、グラスの形状とプラスチック製の箸立てで何となく三田本店と判別出来るくらいなのかしら。


厨房の中は喜寿を超えてちょっと痩せられた感じを受ける創始者と前述の元野猿の助手さんがメインで、新代田の助手さんと藤沢の助手さんは時折2階に行ったりしつつ働かれていました。


カウンター上部を拭き上げていた男前の助手さんが言うには、カウンターの傾きが無くなって掃除しやすくなってはいるが、汚れが目立つし汚しちゃイケないので前よりももっと丁寧に拭いています。とのコメントがあって、模範的回答でやっぱり男前だなぁ。なんて思ったり。


三田本店での個人的定番リクエストである「麺少なめ固め」を食券提示時にあらかじめ告げていたので、ロット1番で僕のラーメンが到着。




小ラーメン(麺少なめ固め)600円+ニンニク少し+野菜です。


半年ぶりの三田本店、それも創始者の1杯は野菜のボリュームがスゴいな。と言うのが第一印象。




もう傾いていないカウンターのサイドからの眺めも欲しくて、ついついスマートフォンを低く構えてパチリとしてみました。


モヤシ95%キャベツ5%程度の野菜は案外シャキシャキしていて、表面は心なしかツヤツヤしているように見えます。




ニンニクはリクエスト通り少しだけ。


創始者が手首のスナップを使ってニンニクを丼に投げ入れてくれるのですが、割と1ヶ所にまとまっているものだと感心します。




液体油の層が厚めでその下には豚ダシと醤油がバッチリ効いたキレのあるスープがありました。


おぉ、これぞ土曜日の朝の味わいだ。と思えるソリッドな非乳化スープに嬉しくなります。




盛り付け時に麺の上に豚を置いてから野菜を乗せるという三田本店形式の場合は、豚を引っ張り出す際に「大きさと厚み、そして脂身の付き具合は?」なんてアタマの中で想像していたりするのですが、今回引っ張り出した豚は全て及第点レベルのちょっと上というクラスで、柔らかさや肉質的にも十分満足出来るモノでした。


豚1枚とシャキシャキめの野菜をモシャモシャ食べてから天地返しを試みます。




レンゲはありませんが、少なめにしてもらった麺量と長年培った手さばきのおかげでキレイに決まりました。




固めを指定した若干縮れたオーションの麺は、噛むとボソッとした食感で、ワシワシ食べ進めて行くイメージのモノで個人的好みにバッチリ。


スープとの絡みもスゴく良くて、今日の三田本店の創始者の1杯は非の打ち所が無い味わいだぞ。と思いつつズバズバ啜ってそんなに時間をかけずに完食となりました。


丼をカウンター上部に片付けて、創始者と助手さん達にご馳走さまでしたとキチンとお礼を伝えて退店。


腕時計を見てみると、まだまだ土曜日午前8時台で、スゴく1日得した感じになって田町駅とは逆方向にテクテクと目的を持って歩き出しました。




最終目的地では全然ありませんが、初めて白金台にあるドン・キホーテを目にしました。


このドン・キホーテがプラチナ通りに建つ事になった時は、「あのド派手で下品なカラーリングのお店はこの高級感溢れる1等地の白金には合わない!反対!」と言っていた一帯の住民に対して、このような「君達が思う白金台ってこんな感じなんでしょ?」というデザインで出店したドン・キホーテの完勝だと思ったりしました。


さてさて、そんな感じで散歩は続いて行くのです。