ラーメン二郎 三田本店 48 | 主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎を食べた記録として駄文を書き散らかしていて自分自身のライフログ的な位置付けです。

※アイコンは人生初の二郎を食べたラーメン二郎吉祥寺店の成れの果ての生郎(既に閉店)

ラーメン二郎三田本店に行きました。


土曜日の朝のことです。




個人的夏休みも9日目を迎えて、ちゃんと社会復帰出来るのかちょっと心配になってくる土曜日の朝に、三田本店の開店前の行列に並んでました。




どんよりしている東京の空。夏らしい気候だったのは8月よりも7月だったのか。


もう少し天気が良ければ何処かに自転車であてもなく遠出をしたかったなぁ。




並んで前から5人目くらいになったら一度列から離れて券売機で食券を購入します。


購入したのは左上に配置されている小ラーメン。


¥600という価格で値段だけで見ると目黒店の¥500に継ぐ安さになっています。


中身(麺とか豚の量)で考えたら二郎全店の中でNo.1のコストパフォーマンスを誇るのでしょう。さすが本店。




座ったのはカウンター真ん中あたりのクーラーの真下の席でした。


他の席より涼しいのですが、座る時に狭いスペース(壁と客席にほとんどスキ間がない)を通らないといけないので、ちょっと気を使います。


厨房には創始者とメインの助手さんが元新小金井の坊主の方でスープ裏方担当が西台の助手さん。裏口あたりから湘南藤沢の助手さんが全体を俯瞰している……そんな感じのフォーメーションになっていました。


この3人の助手さんに加えて神保町と一之江、新小金井の助手さんが三田本店で働いておられるのかな。


この助手さん達もやがて自分自身の「二郎」をどこかにオープンさせるのでしょう。


やがて「麺少なめ固め」を指定していた僕の分の麺から麺上げがなされて、トッピング工程を経て配膳されました。




小ラーメン¥600(麺少なめ固め)+野菜+ニンニクです。


パッと見てスープのラインが丼のフチから余裕があるし、そのスキ間から麺が見えないので「ちゃんと麺は少なめになっているな。」と確信します。


別に通常量でも大ラーメンでも残さず食べられるハズですが、僕がムリせず美味しく食べられる量が三田本店では小ラーメン麺少なめぐらいなのです。


あ、急に思い出したので、量についての思い出話をひとつ。


もう何年前のことか忘れてしまいましたが、当時桜台の助手さんで現札幌店の店主さんが三田本店で助手をされていた頃に、僕は小豚ラーメンの黄色い食券を買って事前リクエスト(麺の茹で加減とか量とか)ナシでラーメンが出来上がるのを待っていたんです。


しばらくして桜台の助手さんが僕を見ながら「大豚ダブルの方、ニンニク入れますか?」と。


僕は小豚ラーメンの黄色い食券を提示していたハズなので、まさか自分では無いと思っていたのですが、明らかに僕の方を見て目線まであった上で聞かれているし、瞬間的にどう考えてもこの大豚ダブルは僕以外にあり得ないんだろうな。と理解しました。


「ニンニク……」と条件反射のように応えつつ、自分が提示したカウンター上の食券をもう一度確認して、この事態を把握したのです。


三田本店では小豚ラーメンの食券は黄色。大ラーメンは黒と色分けされているのですが、大豚ダブルラーメンは黄色ベースに赤マジックで色が塗られているモノなのです。


で、お店の方が食券を券売機にセットする際に、間違えて小豚ラーメンの所に同じ黄色ながら赤マジックで色付けされた大豚ダブルの食券を入れてしまった(混入させてしまった)と。


創始者も助手さんも盛り付け終えた大豚ラーメン(トッピングを聞く時点で麺→豚→野菜まで盛り付け終えてる)を僕に配膳する時に「残して良いですからね」と一言添えて出してくれました。


僕は目の前の結果的に始めて対峙する大豚ダブルをパッと眺めて、そこから一心不乱に食べ進めて結果的に苦しくなりながらも完食した経験があります。


なので三田本店の大豚ダブル程度なら食べられるのだろうと思っていますが、明らかにキャパオーバー。今では小ラーメン麺少なめがしっくりくるのです。




ニンニクはあまり飛び散らずにここにある程度まとまっています。


野菜は冷たいながらも結構量が多くて茹で加減はどちらかと言えばシャキシャキ寄り。




スープは色が濃くて乳化度は低め。非乳化とは言いませんが、僅かに乳化したソレはビシッと醤油が効いていてこれぞ朝イチの三田本店と言うくらいの味わいです。うん。これは旨いぞ。




豚は大きさも厚みも十分満足できるのが2枚。柔らかくて醤油ダレも染み込んでいて、「さすが三田本店の豚」というクオリティ。




天地返しをすると適量の麺が顔を出しました。


若干盛り上がって見えるのは、先程まで麺の上にいたモヤシが麺と立場を入れ換えたからです。




表面はグミっとしていて僅かに芯を残す固めの茹で加減は個人的に大好きです。


創始者の茹で加減と息子さんの茹で加減は2段階くらい違う(創始者の方が固め)のですが、創始者も助手さんとか常連さんとかとの会話が弾んでいるとかなり柔らかめにブレる傾向があったりするので何とも何とも。


数年前の三田本店では後の仙台店や中山店の店主さんと創始者は良く会話(主に笑い話)しながら作業されていましたが、最近はそういう光景もあまり見なくなったような気がします。


量は指定した通りに少なめになっていて、ちょうど良い塩梅で完食。


丼をカウンター上部にあげて、カウンターのパーソナルスペースをダスターで拭き拭きしてご馳走さまでした。と創始者と助手さん方に伝えて満足してお店を出ました。




赤羽橋と札の辻を繋ぐ桜田通りにあるこのラーメン屋さんは以前は東京チカラめしじゃなかったかな。それで一角家みたいな資本系工場製家系ラーメン屋さんになって………色々あるんだなぁ。なんて。




東京駅の地下のキャラクターショップで見たフリーザ様のゴミ箱。


一瞬ちょっと欲しくなりましたが、良く考えたら全然いりませんでした。