ラーメン二郎府中店に自転車で行った帰りに、自転車散歩をしながら自宅へ帰りました。
最近ではないですが、自転車散歩の事を「ポタリング」なんて呼ぶのが一般的になりつつあります。
ラーメン二郎府中店のこの看板の前にはズラッと自転車が駐輪されていて、停めていいのかどうかは実は知らないのですが、店舗利用者だから恐らく大丈夫であろう。と空いているスペースに停めてしまっています。大丈夫なのでしょうか。
府中店の近所には猫が何匹もいて、この猫は裏手のホテルの入口に佇んでいました。
しゃがんで猫の目線で写真(スマートフォン)を撮ろうとしていたら逆側の入口からカップルがしゃがんでいる僕をチラチラ見ながらホテルに入って行って……。
きっと怪しい人だと思われたんだろうなぁ。
猫をしばらく眺めてからクロスバイクモドキにまたがり甲州街道(国道20号)を新宿方面に。
途中で人見街道(だった気がする)に入り東八道路方面に向かうのですが、道中に自衛隊の府中基地があります。
戦闘機が2台展示されています。
自衛隊が活躍する機会があったらそれはそれで大変ですが、日本の空の安全を守ったり、大規模災害の時には宜しくお願いします。
そのまま西武線の駅を越えるとアメ車の中古車屋さんが左手にあります。
キャデラックのフリートウッドブロアムかな。
革張りの屋根や後輪がフェンダーに隠れているところなんかカッコいいと思いますが、この後付けの大径ホイールは個人的好みからはハズレます。
ホイールを変えるのなら、ローライダーの定番ですが、このようなホワイトリボン(タイヤメーカーは……)とワイヤーホイールの方が雰囲気があって好きだったり。
キャデラックも昔の「富と成功の証」といったいかにもアメリカンドリームを感じさせた優雅な大きいセダンから、今はだいぶ欧州車然としたスマートなセダンになりました。
どちらかいいかは消費者が決めるんでしょう。
お店の近くにはラングラーのグランドワゴニアが。
この車のスタイリングは今見てもカッコいいと思います。
この車にサーフボードなんかを積み込んで海に行ってみたいなぁ。
必ずかかるであろう修理費用や税金、走行性能や燃費や快適性能に目を向けなければ欲しい車です。
欲しい色は白色ベースに木目調…ですかね。
クライスラーがJEEPブランドで2018年にグランドワゴニアを復活させる。と発表しているみたいですが、この昔のスタイルに近いネオクラシカルみたいなデザインだったら興味がありますが、流線型のうねったようなモノならちょっとなぁ。なんて思っています。
ひとしきり車関係の妄想をした後は、調布飛行場が一望できる場所まで。
この「モヤモヤさまーず」にも何故か紹介されたベンチに座って、調布飛行場を発着するセスナ機を眺めるのが好きなんです。
調布飛行場からは伊豆大島に定期便が出ていて、伊豆大島にも行ってみたいなぁ。なんてここでも妄想を。
飛行場の向こうに見えるのは味の素スタジアムです。
さてさて、滑走路を眺めてしばし休憩した後は近くを流れる野川にやって来ました。
この川は下に降りられるようになっていて、小さい子供を連れたお父さんが子供と一緒に魚やザリガニを捕まえていたりしているハートウォーミングな場所。
時おり川の中に大きなミシシッピアカミミガメなんかを見るのですが、祭りの亀すくいの可愛らしいミドリガメの成れの果てだろうなぁ。って。
ミドリガメの寿命は20年~40年くらいらしいので、最後まで責任を持って飼える人だけ飼いましょう。
僕はムリです。
そして、ここ三鷹市大沢地区には「ホタルの里」と呼ばれる場所があります。
まだ、水を入れていない水田にはたくさんの鯉のぼりが空を泳いでいました。
この水田は三鷹市が管理していて、付近の小学生の為の農業体験用にしているみたい。
そしてこの場所は豊かな湧水を利用して?ホタルを呼んでいます。
ホタル自体に清流が必要というよりは、ホタルの幼虫の餌になる貝「カワニナ」が汚染が進んだ水では生息できない。というワケでホタルはある程度の清流に現れるんですね。
これからの梅雨時の雨が降った後の蒸し暑い夜にホタルが見頃になります。
今年も自転車で夜に仄かに光を点滅させるホタルを見に来たいな。と思っています。
野川沿いを進んで行くと馬舎がありました。
東京大学の馬術部の練習場です。
東京大学に入学して馬術部に入る………絶対に僕にはかすりもしない人生。
3流私大に入ってアルバイトに明け暮れ、小銭を握りしめてラーメン二郎を中心としたラーメン食べ歩きをしていた………そんな大学生の頃の僕とは世界が違い過ぎるなぁ。
今まで歩んできた人生を振り返りながら自転車を漕いで(そんなに大げさなモンでもありませんが)、国立天文台まで。
自然とか星とかこの辺りは都会の喧騒から離れていて何だかとても癒されます。
たまの休みの 天気が良い日に大好きなラーメンを食べて自転車に乗って、目的を決めずにブラブラ散歩をする。なかなか有意義な時間の使い方が出来たな。なんて自画自賛しつつ自宅に帰りました。