僕がお店を開く前、「これから独立するのだから心構えを整えねばならん!」
と思っていた時に出会った、中村天風氏の心身統一法。
その教えの中に、ヨガの密法〝クンバハカ〟を元にした、「神経反射の調節法」というものがあります。

これをマスターすれば意識が明瞭になり、しかもあらゆるストレスを跳ね返す、鋼鉄のメンタルが手に入るという。

こんな状況でも、心が微動だにしないらしい👇


天風氏曰く、「やり方は簡単だ!」と。
自分はインドで苦労して身につけたが、言葉にすれば簡単だからそれを教える!と、天風氏の色んな本でやり方が説明されています。

そして、そのやり方は

1.肩の力を抜く
2.肛門を締める
3.腹に力を込める

この3つを同時にやる。常にこの状態でいなさいと。

これ、実際にやってみると、常に肛門を締めるというのはかなりしんどいです(汗)
そして常に腹に力を入れるのもしんどい……。
ですが天風氏は常にこの状態だったといいます。
確かに方法だけ見たら簡単だし、短時間ならできる。
でも、
この状態をずーっと維持するとなると話は別。

なので何回も挑戦しては、諦めていました。

「いや、やっぱり肛門ずーっと締めるのは無理だわ…」
と……。

そして、
クンダリーニヨガを勉強していた時に
「〝バンダ〟は肛門を無理に締める事ではない」という記事を見つけました。




 【バンダは自然に起こるもの】


〝バンダ〟とはクンダリーニヨガでいう肛門締め。

なんでも、その記事では、
「バンダは息を吐く時にお腹を凹ませると自然に起こるもの」と解説しています。
無理に肛門を締める必要はないと。

確かに、腹式呼吸では息を吐き出してお腹を凹ませている時に力が抜ける。
そしてお腹を凹ませている状態では、お腹に力が入っていながらも、全身の力は抜けている。

「もしかしたらクンバハカとは、これの事ではないか…?」と思ったのです。

お腹を凹ませて、腰を立てて姿勢を良くすると、自然に肩の力が抜ける。そして軽く肛門が締まっている。
そうすると、なんだか気がみなぎるような感覚がある。
この状態を維持するのがクンバハカ?

今まで肛門をギュッと締めようとしていたけど、このギュッと締めてる状態を維持するのは普通に無理。

ヨガの成瀬雅春氏は、肛門をギュッと締め続けるのには、とてつもないエネルギーが必要で、
「全力で肛門を締めるには命懸けで挑まねばならぬ!」と言っています。
でも中村天風氏は常に肛門が締まっていたという……。

それって、お腹を凹ませた状態の、肛門が軽く締まっている状態なのでは?
そして、「姿勢を良くする」
というのも大きなポイントだと思います。
姿勢が悪くなるとネガティブになったり、メンタルが弱くなることが脳科学で判明しているらしいので。

そして天風氏は、いつも姿勢が良かったらしい。

天風氏は常にクンバハカの体制だったといいます。
なのでクンバハカは、日常で無理なく出来る姿勢であり、肛門を常に締め上げる!というものではないのではないか、と思います。

肛門括約筋を鍛えるために肛門をギュッと締める鍛錬も必要だとは思う。
でも、クンバハカは「自然な体勢」なので、それとは連動していながらも、また別なのではないかと思います。




 【藤平光一氏の〝統一体〟】


中村天風氏の弟子で、藤平光一氏という人物がいます。
藤平光一氏は、天風氏のクンバハカを、「先生の教え方は間違っています」
と言ったみたいで。
藤平光一氏は「統一体」というものを提唱していて、これがクンバハカの体勢だと。
そして、藤平光一氏はとてつもなく重心が安定しており、押してもびくともしなかったという。
藤平氏は後に、「心身統一合気道」を開設した。

おそらく天風氏はクンバハカをマスターしていたのですが、自分では自然に出来るものの、うまくメソッドに出来てなかったのかも知れません。

統一体のやり方は、

・全身の力を抜く
・臍下の1点(臍下9センチ)に心を静める
・全ての部分の重みを最下部に
・気を出す

藤平光一氏は、上記のうち1つだけでも出来てたら、後の3つは自然と出来てると言います。
息を吐いたら力が抜けます。
そして、息を吐いた状態では、お腹が凹んでいる。
臍下9センチに心を落ち着ける、重心を下にしてもやはりお腹が凹んでるような。
そして肛門は自然と閉じている。

「気を出す」のは完全にイメージですね。
超サイヤ人みたいな感じをイメージしたらいいのかな、と思います笑






 【椅子軸とスワイショウ】


もうひとつ非常に参考になったのが、西山先生の〝椅子軸〟と〝スワイショウ〟。
西山先生は、「姿勢は軸が1番大事」
で、軸が整っていればあらゆるパフォーマンスが上がる、と言っています。
これも、クンバハカや統一体とめっちゃ似てる。
この椅子軸を毎日やると、自然な姿勢が脳と身体にインプットされるみたいです。
3分あれば出来るお手軽さもポイント高し。
そして「3種のスワイショウ」
これも毎日実践することで、さらに軸がぶれなくなるのだとか。
色んなスポーツのパフォーマンスが上がり、肩凝り猫背などにも非常に効果があるといいます。
キックボクシングにも使えそう🥊





《僕なりの結論》

クンバハカは「姿勢が良くて軸が整った状態」

・腰を立てる
・お腹を軽く凹ます(自然と軽く肛門が締まっている)
・力を抜く

これがクンバハカの基本体勢だと思います。
この体勢を日常、出来るだけ維持するようにする。
そして、
臍下の1点を意識。
気を出すイメージ。

そして〝椅子軸〟と〝スワイショウ〟を毎日やって、身体に覚えさせる&身体の調節。

藤平光一氏も西山先生も、少し前傾姿勢。
これが軸が整い、重心が安定している姿勢なのだろう。
西山先生は、猫背でも軸が整っていればそれは良い姿勢です、と言っていた。
誰かに色んな方向から押してもらって、ぐらつかず重心が安定してたら進歩してると考えて良いと思います。


これを熱心に続けることができれば、中村天風氏のように、身体がクンバハカでコンプリートされるのも夢ではないのではないでしょうか?
我々もあの達人たちのようになれるのでは?🔥
日々実践していけば、鋼鉄どころかオリハルコン級のメンタルを手に入れることができるのでは?💎
そう思いました。

強靭なメンタルを手に入れて、このストレスフルな

おわり


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