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もう32年前の事になるんですね。

 

リドリースコット監督の映画「ブラックホークダウン」は怖くて観てないんです。

 

このドキュメンタリーもリドリースコット監督が制作してます。

 

映画の場面も挿入してるのかな?臨場感のあるドキュメンタリーです。

 

3部作になってます。2部の途中からは観るのが辛かった。終始緊張感があり

 

観終わった時には不毛な現実に疲労感が半端なかったです。

作品紹介 NETFLIX HPより

1993年のモガディシュの戦闘、そして世界に広く知られることとなった米軍ヘリ"ブラックホーク"の墜落。米軍兵士やソマリア民兵たちが当時の様子を詳細に語る、衝撃に満ちたドキュメンタリー。

 

 

米兵・ソマリア住民・民兵・ソマリア人カメラマン、それぞれの遺族のインタビュー

 

が淡々としているんですが30年過ぎても心の傷は消えてません。

 

 

1部 「ここはニューヨークではない」ソマリアの食糧危機とアイディード将軍と

 

国連の軋轢が原因となりクリントン大統領が派兵を決定。最初はソマリア国民に

 

大歓迎されてたんですね。なのに米兵の強権的な取り締まりに不協和音が。

 

屈強なアメリカ兵が痩せこけた住民を地面にたたきつける映像が物語ってます。

 

 

2部  「鉛の壁」民兵とアメリカ兵の銃撃戦は凄まじかった。

 

なぜに民間人がみんなライフル持ってるんだろうね。アフリカの謎だわ。

 

ブラックホークが墜落してからは救出する側、ソマリア人との競争でドキドキしたわ

 

救出側も銃弾の雨の中を行く勇気が凄いなぁと。

 

四面楚歌で民家に立てこもった状況も住人と兵士のインタビューが生々しかった。

 

恐怖に慄く女性に兵士が声をかけた思い出の場面でそれまで淡々と話していた

 

元軍人の目が潤んでたわ。でも戦場で人間性は捨てないと生き残れない。

 

普通の青年が親友が撃たれて死んだ途端に一般人に乱射をしたと答えてます。

 

3部「もう逃げられない」双方共に悲劇です。当時のニュースで衝撃を受けた場面も

 

出てきます。ソマリア人の中にも遺体を冒涜することに怒りを覚える人も居るし

 

怪我をした米兵を助けようとした人も居ます。(よくぞ思いとどまってくれたよ)

 

双方の遺族が涙をこらえてインタビューに答える所は胸が痛かったです。

 

仲間の遺体が晒されるニュースを見た兵士たちの怒りと作戦失敗の失望感。

 

家族の大半を亡くし、娘は失明したソマリア人母の悲しみと怒り。

 

 

当のアイディード将軍は大統領になった翌年に銃殺されたそうです。

 

ソマリアは今も内戦が続いて市民は相変わらず飢餓状態。女性の識字率は25%。

 

イスラムの男尊女卑とアフリカの悪い習慣がはびこっているんです。

 

アフリカってなんでかしら?もう海外がどれだけ支援してもダメな国もあるんじゃな

 

いかな?アメリカも世界の警察気どりは懲りただろうね。

 

不謹慎なんだですが、映像に出てくる車がトヨタに日産。ビデオも日本製。

 

当時は日本製品が席巻してたのね。

 

悲劇の発端や詳細を知らなかったので色々と考えさせられました。

 

 

 

 

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