お立ち寄りありがとうございますニコニコ

 

 

ダンジョン飯も佳境に入ってきましたね。

いつも素敵な表紙です。カバーの材質の手触り感が好きなんです。

 

翼獅子が咥えているのはハニーディッパー。これは意味深かも。

 

 

これよりネタバレ注意です注意

 

人の欲を食らう翼獅子。ミスルン隊長は「悪魔」と呼んでます。

 

最初登場したときはライオス達の味方かなぁと思ってたんだけど、

 

シスルの欲を食べる様子はちょっと怖いわ。

 

 

10巻でシスルに身体を小さくされ、何匹もの竜に襲われたライオス。

 

ライオスのオタク知識が身を助けます。恐怖よりも好奇心が勝ってる感じ。

 

竜って性格や好物が色々。猫みたいに可愛くもあり、共食いもする生き物。

 

九井先生のお描きになる竜は鱗が細かく描きこまれて迫力がありますね。

 

翼獅子を封印した本をライオスに奪われたシスル。

 

 

食べることも眠ることも必要のない不死の世界。シスルが良かれと思い

 

作った世界は人には苦痛の世界でした。ライオスに諭されたシスル。

 

ライオスが作った料理を食します。 食べることが大事だと理解した?

しかし、よもやよもやの・・・結論w
 

手足を拘束されて口に食料を流し込まれ、フォアグラにされそうなライオス。

 

 

これは拷問やね。 でもシスルに悪気はないと思う。食事の意味が分かってない。

 

10巻ではテーブルの上に土足で立って、センシが眉をひそめてたよね。

 

シスルは子供なだけ。人に頼りにされ期待に応えようと頑張るけど空回り。

 

しかも強大な力を持っているから段々独善的になる。

 

(人間も利用するだけしておいてちょっと身勝手かな、と思ったわ。)

 

食事に関してもライオスにかけた魔法でもわかるように、楽しく会話をして

 

こその食事だと理解できない。 

 

 

唯一、蘇生術が出来るマルシルまで死んでどうなるのかな?と思ってたら

 

翼獅子の力なのかいつの間にか生き返ってたね。

 

この場面でシスルの大事な欲のかけらを食べてた翼獅子。

 

あの小さなかけらが気になったわ。欲じゃなくて夢だったのかもしれない。

 

生き返った仲間と北京ダックのような味付けの緑竜を楽しく食卓を囲みます。

 

これが本当の食事。 命を食し、楽しく会話をして舌鼓を打つ。

 

 

やっと落ち着いたと思った所にカナリア隊が到着。

 

カナリア隊って選民意識が高くて苦手・・・と思ったけど

 

ライオスにかかるとおちょくられてるみたいで面白かった。

 

ミスルン隊長がマルシルに襲い掛かった所から急転直下。

 

なんとマルシルが迷宮の主になったよ。 これはこれでよかったと思う。

 

マルシルの願いは皆の命が同じ長さになる、という切ない願いだし、

 

シスルと違って経験もあるからね。ライオスが主になるより良かったかもw

 

 

ただね、この翼獅子が従順なようでこれからどうなるかだね。

 

 

マルシルの作り出した蜘蛛の顔は笑ったわ。

 

マルシルとライオスは良い関係だね。

 

でもライオスは良い奴だけど、結婚したら大変だよw。

 

 

あと、大嫌いな魔物を食するエルフの表情の描き方が上手いなぁと感心。

 

人間の欲や、竜になった妹とか暗い話になりそうなのに笑いが入るから

 

楽しく読めるんですよね。そして温かい絵柄が大好き。

 

巻末のショート漫画も面白かった。ライオス、ほんと面白い。

 

 

よければ過去感想(^^ゞ

 

 

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございますしし座