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昨日、出勤途中でシカの群れに遭遇。市内の中心部の学校に鹿が20頭ほど
グランドにたむろってました。最近、鹿 狐アライグマを度々見かけるようになりました。
さて、大好きな乙嫁語りの新刊が届きました。
ライラちゃんとレイラちゃん、可愛い。 我儘っぽいけど実はとても真っ直ぐな子達。
旦那さん達も優しいのよね。
冒頭の木彫り職人のおじいさんとロステム坊やの話はほっこりしました。
チラリとアミルさんも登場。最近ご無沙汰で寂しいわ。
前半メインは双子姉妹のおもてなし。その家の価値まで決めちゃうくらいの
豪勢なおもてなしですから大変。 お母さんも姑さんも心配そう。
このお母さんたち、写真撮影があると知ると、張り切って着飾るのが微笑ましい。
おもてなしを受けるのはスミスさん一行。 そういえば前回はちょっと西洋医学の知識で
病気を治したんだっけ。同行しているタラスさんの衣装をみて驚く双子姉妹。
砂漠地方に住む女性は装飾豊かな服を着るんですね。
中央アジアと中東あたりでは風習も女性の服装も違うんですね。(そりゃそうだ)
双子姉妹は髪を隠してないけど、アミルやタラスさんは隠しているし、13巻後半の
港町での女性はブルカ(黒ではない)で顔も隠してます。肌や目の色も少し違う。
双子姉妹は砂漠を知らないし、タラスさんは海を知らない。当時は当たり前だけど
その方が現代よりも旅の感動が大きいだろうなぁ。
双子姉妹に誘われて初めて海に入るタラスさん。
意外とタラスさん、勇気あります。良い体験したよね。
このおもてなしの最中にスミスさんはアミルとカルルクの住む地方がロシア侵攻で
治安が悪くなっているという情報を耳にします。
これは読者みんな心配してると思うわ。遊牧民のアゼル兄さん、大丈夫かな?
スミス一行はカルルクとアミル達に会いに行こうとしますが、危険なので
ガイドのアリ君のアドバイスを優先します。
この辺りがスミスさんの良い所だよね。アリ君もスミスさんは他の西洋人と違って
偉そうにしなかったと言ってます。 育ちの良さが良い風に出てるスミスさん。
軍服を着たロシア兵が平和な街を襲います。
「ゴールデンカムイ」も少数民族の受難を描いてます。日本もアイヌの人たちに
酷いことをしたから偉そうな事言えないですが、少数民族が消えるということは
長年培った文化が消える事ですからこの損失は計り知れません。
黒煙を上げる村を見つめるスミスさん。 これは読者と同じ気持ちだと思います。
13巻は楽しい反面、暗雲立ち込める巻でもありました。
どうか皆無事であってほしい。
そして私が次に胸打たれた場面がタラスさんと愛馬チュバルの絆の強さを
描いた所です。タラスさんの数奇な運命と共に生きてきたチュバルを手放さなくても
良いとスミスさんに言われたときのタラスさんの安心ぶりにもらい泣きしたわ。
チュバルはタラスさんの側にいて家族同然の存在でしたから。
こういう気持ちは古今東西共通なんですね。チュバル、英国でも長生きしてほしい。
馬って賢くて美しい動物で、まさに「天啓です!」でよくぞ地球に誕生してくれたと
思ってます。馬大好きなんです。競馬も賭けないけど馬だけ観てますw
話逸れますが(いつもの事ですが(;^_^A) 子供が小さいとき社台(白老)の牧場に
行ってニンジンなどあげてました。
仔馬がホント可愛かったわ~目が澄んですべて見透かしてる感じがしたよ。
でも今は人間のばい菌がつくといけないので近づくこともできません( ;∀;)
(だってウン千万円の仔馬ですからね)
14巻でアミル・カルルク家族とアゼル兄さんの状況が分かるのでしょうか。
英国に帰ってからのスミスさんとタラスさんの話も是非とも希望します。
「ゴールデンカムイ」も面白かったわ。感想書きたいです。
よければ過去感想(^^ゞ
ここまで読んでくださりありがとうございます