種の自家採種を繰り返すと驚くほど作物の実りが変わります。

 

農業体験などで多くの人が訪れた畑の実りが凄い事も

 

何度も体験しています。

 

  植物は「種としてどのように外圧に適応するか」を第一に考え、世代を超えてその記憶をDNAに刻印している

植物は皆さんもご存じのように脳を持ちません。しかし彼らは種にある胚が、外圧状況を把握しながら、発芽のタイミングを見計らっているというのは、前回のブログでお伝えしました。

 では一方で、植物はこれまでの経験を「記憶」することはできるのでしょうか?実はこれにも種が大きな役割を担っているのです。

 実は植物の種は外圧を敏感にキャッチし、その記憶を次の世代に伝えていく役割を担っているのです。

 確かに植物は農業における「品種改良」のように割とスピーディーにDNAを組み替えることが可能です。これは植物自身が動けないが故に、外圧を受け止め、自身を変えていくことで適応する戦略をとっているからです。

植物の記憶に大きな役割を担っているのが「ヒストン修飾」という機能です。
では「ヒストン修飾」とはどのような機能なのでしょうか? 続きはこちら