無欲恬淡で停滞することのない無心な心の味わい。(菜根譚)
「恬淡」(てんたん)とは、欲が無く、物事に執着しないこと。
「雲」では、どっしりとした「雨」の4つの点、
流れるような「云」の疎密。
「水」では、豪快に「しなる」縦画と左右の払い。
「的」では、しめて書いた「へん」と流れる「つくり」のバランス。
「趣」では、横長に書いた「走」の6・7画目、
左側の白と右側の黒の対比。
「味」では、縦長に密着して書いた「へん」と「つくり」の上下の疎密と
左側の余白。
全かは、1/9。