蜉蝣は朝に生まれ夕べを待たずに死ぬ(郭璞)

 

「蜉」・・・縦長で、大空に舞い上がるよう。

「蝣」・・・横長で、群れて飛び回るよう。

「豈」・・・上下の変化としめて書いた「口」。前半から後半への展開の予感。

「見」・・・横画の間隔の変化。しめぎみに書いた6・7画目から「夕」への展開。

「夕」・・・「蜉蝣」の躍動感に対する「はかなさ」。