セミの抜け殻。

迷いから覚め、悟りの境地に達すること。

 

「蝉」では、横画と縦画で切り取られた白の変化を見ていただきたい。

山水画の岩山を連想する。

 

「蛻」では、「つくり」の「口」がまず目に入る。

「へん」や隣の「蝉」の「口」の部分と比べていただきたい。

また、写真ではわかりづらいが

「つくり」の上下の左払いは、筆が開いて太い線になっている。

 

前回は、2023/9/16。