安らか、おだやかであることが長く続くさま。

 

「永」は、上部の密、下部の疎になっている。

しなやかに書いた左右の払いや縦画を比べていただきたい。

また、右下がりの3画目の横画や折れもおもしろい。

 

「寧」では、まず「心」の2画目のおおらかな白を見ていただきたい。

また、「心」の1画目の上の三角形と4画目の右側の白にも

目をやっていただきたい。

次に、最終画の縦画からの「はね」を見ていただきたい。

フワフワッとした最後まで力のこもった線である。

 

前回は、2023/11/13。