女帝の手記第一巻に少しだけ現れる井上内親王。父は聖武天皇なのですが阿倍内親王の異母兄弟です。
光明皇后が将来天皇の可能性があると考えた安積親王の兄弟なのですが、この井上内親王は5歳の時に伊勢神宮の斎王になりました。
この時代の斎王は天皇家の女性と決まっていたのですが、当然結婚や恋愛などと言った異性と交流する事は許されません。
そして斎王という役目を終えるのは天皇が変わった時や身内に不幸があった時。
井上内親王28歳の時、は弟の安積親王が亡くなった事で斎王の役目を解かれます。
ところで紙折符と言う言葉を聞いた事はありますか?これは紙で出来たお札の事なのですが、「紙=神」を決まった折り方で折る事で神の力を宿す。
折るには順序があったり息を止めたりと様々な決まりごとがあるのですが、今の折り紙の神様バージョンみたいなもの。
そして斎王はこの紙折符に願いを込めながら折っていたそうです。
きっと心に思う人もいた事でしょう。自由に生きる事の出来ない生まれ、そして時代背景もある中で伊勢神宮の斎王になるのはどのような思いだったのでしょう。
巫女的な役割の斎王ですが、憧れではなく可哀想だと思われる役割だったのかもしれませんね。
今は斎宮歴史博物館も出来ているので、当時の斎宮の生活を見る事が出来るようになりました。漫画を通じて歴史を知る事が出来るのも漫画の魅力。
活字よりもスムーズに入ってくるので、学生時代なら漫画を読むだけで勉強できたかも!なんて思います。
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