漫画女帝の手記第三巻第一章に出てくる鑑真和上をご存知ですか?鑑真和上は奈良県の唐招提寺を創建した人物と言えば何となく聞き覚えがある方もおられるのではないでしょうか。
鑑真和上が日本に来るきっかけは長屋王が送った袈裟。唐から幾度となく船で渡日をしようとするのですが、度重なるアクシデントで視力を失ってしまいます。
それでも渡日しようと思った程、長屋王には魅力があったのかもしれませんね。
やっと奈良の地に足を踏み入れる事が出来た鑑真和上ですが、残念な事に長屋王は既に亡くなっていましたが・・・
そして先日、この唐招提寺を訪れる事が出来ました♪
唐招提寺は大好きなお寺の一つ。とても大きな千手観音様、鑑真和上に捧げるために描いた東山魁夷さんの大きな襖絵「山雲涛声(さんうんとうせい)」があります。
千手観音様はいつでも参拝できますが、御影堂のふすま絵は6/6前後の鑑真和上の命日から数日だけの特別公開でしか目にする事が出来ません。
残念な事に今は御影堂修復中のようで襖絵はしばらく目にする事が出来ないそうです。もしかすると目にするチャンスがあるかもれませんので気になる方は唐招提寺のホームページを見てくださいね。
このお寺には瓊花(けいか)という鑑真和上の故郷の花が咲きます。小さな白い花でこれから5月が見ごろ。ゴールデンウィーク等に出かけてみるのもおすすめです♪
さて、この唐招提寺を創建した鑑真和上。平城京に到着した当初、聖武天皇や孝謙天皇から仏教の最高指導者を任命され東大寺に戒壇を築き受戒を行いました。
既に仏教寺院が沢山建立されていましたがまだまだ唐に学ぶ事が多かった日本。そんな日本での戒律制度が整ったのは鑑真和上がいたからなのでしょう。
仏教にすがる事で自分を見つける事が出来た聖武天皇、しかし孝謙天皇は父のそんな姿を理想的な天皇だとは思えなかったのかもしれません。弟が生まれた時の皆の喜び方に対する不満、天皇の強さに対する疑問、様々な納得出来ない事を抱えながら成長し気付けば日本初の皇太子から女性天皇となった孝謙天皇。
運命の歯車は自分の手の届かないところで独りでに動いているのでしょう。波乱万丈な人生を歩む孝謙天皇にとって天皇になった事が幸せだったかどうか・・・
漫画女帝の手記はそんな気持ちも表現しながら進んでいくので読んでいて面白いんですよね♪
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