漫画女帝の手記三巻第二章は聖武天皇(厳密には聖武太上天皇)が崩御します。
体も丈夫ではなかったのですが、それ以上にこの時代の天皇としては優し過ぎた天皇。
しかし後世に残っている様々な仏教施設や教えを考えると、聖武天皇がいたからこその仏教。
そう考えると日本にとって必要なタイミングで天皇になられたと思えるのです。
聖武天皇が崩御し孝謙天皇に反発を抱いている人々の動きが活発になり始めました。
反発を抱く理由は「孝謙天皇が女性」だったと言うのも理由の一つなのでしょう。
また藤原仲麻呂の存在も反発を抱かせてしまう原因だったのかもしれません。
どの氏族も権力や力を求めていた時代。
氏族の血が入った天皇を出す事に成功した藤原氏、昔から天皇に仕えてきた大伴氏、そして藤原不比等に嫁いだ三千代の前夫との子、橘氏。
仲麻呂にとって藤原不比等は祖父にあたり、藤原の血筋ではなくても左大臣にまで上りつめた橘氏はかなり面倒な存在だったのかもしれません。
女性天皇を良く思わない多くの人々により新たな権力争いが起こるのですが、そんな最中に仲麻呂にとって面倒だった左大臣橘諸兄が亡くなったのです。
面倒な相手が消えた事は仲麻呂にとってチャンスだったのでしょうか?
聖武天皇が崩御した頃、孝謙天皇は一人の僧侶と出会います。僧侶の名は「道鏡」。
様々な噂が絶えない道教はこの時代の人。そして後々は孝謙天皇の寵愛を受け天皇の座につこうとした事で有名な道鏡ですが、きっととても魅力的な僧侶だったんでしょうね。
漫画の中では聖武天皇が崩御した時、父の思い出にふけていた孝謙天皇に仏教の教えで質問に答えている道鏡。
何故生まれてきたのか?何故苦しみや悲しみがあるのか?などの答えを探している孝謙天皇にとってきっと心強い言葉を告げたのでしょう。
運命の出会い・・・と言って良いかは分かりませんが、天皇の寵愛を一身に受けた道鏡。女帝として若い頃から人生を歩んできた天皇にとって、仲麻呂以上の男性だったのかもしれません。
スマホアプリで漫画を無料で読むならここから出来ます!