月に歌えば! | 奈良坂潤紀オフィシャルブログ「Narasaka Sacas」Powered by Ameba

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昨日ミュージカル「月に歌えば」
全日程終えました
ご来場頂きましたお客様本当にありがとうございました。
それから今回も本当に仲間に恵まれて幸せでした。
皆様本当にありがとうございました。

「月に歌えば」との出会い…
2016年12月
個人的には色々あった1年の締めくくりの観劇

当時はさらにコンパクトな劇場で、始めはケラケラ笑って観てたのに
終盤ステージ上の「月の人達」に、おじさんが泣きながら観てるのがもうバレバレで…
恥ずかしいからこっそり劇場を後にしたわけですが…
その時の感動を忘れないように今でもまだチケットを財布にしっかりしまってあるのです。
(月に向かって振ったりはしてないよ。)
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因みに、これは当時酔っ払って書いてたなんてことない感想

「月はみている時もみていない時もそこにあるのか?」
というもはや哲学的にも聞こえる量子力学の謎を今回舞台の上で喋らせて頂いたのですが

演劇は間違いなく、観てくれるお客様あってこそ存在が成り立つものなのです。
だって観客の支持を受けてこうして再演させて頂き
あの時観客席で泣いていた僕は今度は舞台の上でシラノになって泣いているわけですから…

そして2016年のクリスマスに激しく僕の心を震わせてくれたこの素敵な作品が
今度はまた誰かの心を優しい月光のように照らしてくれていますように…
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そしてそしてまた再演を重ねて色々な俳優がまた月の人になれたら…
公演を終えそんな想いで月を見上げています
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即興詩人だったと言われるシラノが
ござる歌舞伎口調で即興アカペラミュージカルをするという 
なかなかの実験的な試みとなったあのシーン
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アインシュタインの苦悩を実際の量子力学や詩人との対話を再現して伝えるあのシーン
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その他なかなか早替えは大変でしたが、一つ一つ愛おしい役でした。
月の夜の多重人格
本当に集中力のいるでもやりがいのある作品
参加できて本当によかった
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そして今年大劇場で出会ったお客様に何名かいらっしゃって頂いたのですが、初めて小劇場のオリジナルミュージカルに触れて頂き

何にもない手の届くような距離だからこそ楽器と月一つで人生すらも映し出せる
何でもできる演劇空間を感じて頂き
演劇人としてたまらなく嬉しいのです。

自分を観に劇場まで来て頂けることは最高に嬉しいのですが
作品やミュージカルを愛して頂けることが何よりの喜びです

素敵な感想書いて頂いたので転載させて頂きます
月に歌えばを愛して頂き感謝!

近日中に次回作、次次回作お知らせします
今年は攻めますよ!
まずは7日のライブ
まだ若干名大丈夫ですのでお時間あれば是非!