月に歌えば | 奈良坂潤紀オフィシャルブログ「Narasaka Sacas」Powered by Ameba

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年末です。稽古後できるだけ今年共演した俳優仲間と酒を呑むようにしてます。
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先日ハマナカ先生の新作「月に歌えば」観て来ました。

上質の短編集を読んだような爽快感と充実感のある作品。
 
今年も3本もご一緒させて頂いたハマナカ先生の稽古中語っていらっしゃったあんな事こんな事が冗談かと思ってたら本当に具現化していました。
 
ミュージシャンと役者の境界線を超えた皆さん!本当にお疲れ様!
 
俳優は勝手知ったる仲間達。わりと新人からベテランの先輩まで役者としてみんな実に魅力的でした。
ハマナカ先生の役者が最大限魅力的にみえるようにする脚本力、演出力は素晴らしいです。
 
本で言えば短編の名手と呼ばれたアンデルセンのようなメルヘンから
浅田次郎さんや百田尚樹さんの短編集のような膨大な知識に裏打ちされたSFとエンターテーメント感もあり、
そして手塚治虫氏のような普遍性もあり
月をテーマに2時間。
ハマナカ先生のミュージカルらしいロマンティックでシュールで品のある質の高い作品でした。
 
作曲の守屋ちゃんも彼女らしい曲の数々。
 
ミュージカルをもっと身近に!
見終わったら後文庫本の短編を読んだようなホッコリ感。
 
若い才能はタケノコみたいにニョキニョキいますので
日本中のちっちゃな劇場のあちこちでこんな素敵なミュージカルが上演される日もそう遠くないのかもしれません。
 
そしていい芝居って見終わったら一杯ひっかけたくなっちゃうんですねぇ。
月は砂漠だと知ってるからこそウサギも
家具屋のかぐや姫も
眼に見えないものが人生に必要なこと歳とればとるほど分かりますよ…。
星の王子さまも月のかぐや姫も人生を生きていくには必要な夢なんです
 
東京砂漠から月をみつめてふと思う少し疲れた大人のためのラブレター。
 
今年最後に観る舞台がこの作品でよかったです。
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こちらは現在稽古中のアイランド
ブロードウェイで上演された素敵な小作品
 
先日急に参加することになったこともあり、こちらは自分は若手メンバーの中でもみんなより一回り上の最年長。一回りも二回り違う若手と作品づくりしてます
 
久しぶりにダンスシーンも多く、めっきり舞台で踊ってなかったおじさんは四苦八苦ですが、
 
共演者として作品のために自分に出来ることを探して毎日稽古に臨んでいます
こちらにも若い才能はニョキニョキ
瑞々しさ、若々しさ学ぶこともたくさんです。
 
何よりこちらも本当に上質な愛のある作品
芝居ができてビールが飲める毎日に感謝!
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こちらは昨日板橋でのんだ滝野川ゴボウビール
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そしてGRAND KIRINのDIPHOP WEIZEN BOCKは超絶好みなビールです。
この方と…
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今夜はクリスマス休暇で遊びに来た姪っ子と読書の時間。