北海道遠征③ アイヌ ウポポイ 民族共生象徴空間 | nararinn's DOOR 3rdAct

特にアイヌの方々のことを知っているわけでもなくて。
多く話せるわけでもないですが、
以前、差別が起きてしまって
最近になって先住民族として認められた、
民族の方々のことを知るチャンスがあり、
北海道は白老に寄ってきました。

 

JR北海道 白老駅

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"ウポポイ"と名付けられた民族共生象徴空間、
アイヌ語で"(大勢で)歌うこと"という意味だそうです。
今回興味があったのは、以前、とある方が
宿泊した先がアイヌの血筋の方で、平取町二風谷で
北海道での生活について話されているのを見たからでした。

ウポポイ 民族共生象徴空間 トゥレッポん

こちらは白老町はウポポイの
ハルランナというレストランにて
鹿を料理に使わせていただいていると知り、
実際、その方も、鹿肉を切っているところをやったり
とても美味しかった、とのことだったので
まずはそれを食べさせていただこうと思いました。

ウポポイ ハルランナ ユク(蝦夷鹿)の焚火ロースト

ユク(蝦夷鹿)のステーキを昼から頂きました。
だって鹿よ、鹿。どう見ても優しい感じのあの鹿。
アイヌの方々にとって、自分の周りにあるもの
人に多大な影響を与えるものをカムイと呼んでいて、
鹿も与えていただいたものにあたります。

(店員さん)「歯ごたえがある肉となります。」

食べてみました。。。


(´~`な)モグモグ

(´~`な)モグモグ・・・

(´~`な)モグモグ・・・!!


嚙み切れない!一切れ一口でいったのですが、
一口で食べるの結構難しいかも!!!
それくらいの歯ごたえ、炭火なので
バーベキュー風の強い肉の香りがする味でした。
美味しくありがたく頂戴いたしました。
鹿を思い浮かべながら、ありがとうございますと、
ふと思いたくなるような神々の感じ。
スープも体によさそうな感じで、力が湧きました。

ウポポイ ハルランナ ユク(蝦夷鹿)の焚火ロースト 完食

 

アイヌ民族で思い浮かぶのは工芸品と歌。
工芸品として木彫り体験教室がありました。
スマホスタンドを作らせていただきました。
彫刻刀でアイヌの紋章みたいなものを掘りました。
ウポポイ 木彫体験教室 スマホ立て

アイヌの紋章に決まった形はなくて、
渦や縞模様であれば概ねアイヌっぽくなるそうです。
それなりのスタンドができた...かも...

作業中聞いたら、"ゴールデンカムイ"はご存じでした。
関東のテレビでもアニメで放送されているのですが、
"ゴールデンカムイ"の女の子がアイヌ民族で、
頭に巻いているバンダナがアイヌの模様になっていること、
北海道に行く直前になって知りました。今思えば、
アニメ、最初から見てみたかったなぁ。。。。。。
"ゴールデン"は金塊、そして"カムイ"。

 

美術館も。各所にアイヌ語で記載されていて、
空間を歩いているとすれ違いに挨拶してくれます。
思えばウポポイ付近の警備員さんもそうでした。

アイヌ文様と呼ばれている
縞模様、渦巻の柄の衣装もウポポイにて展示されてました。
藍色と白、儀礼における女性の装いだそうです。

ウポポイ アイヌ文様 女性の装い

ウポポイ 美術館 アイヌ語で説明

 

実際ショップでも売っているんだけど、
気合いが入っているものは高価でした。

ウポポイ 高級な商品価格

 

箱舟もあるんだけど、上記、平取町二風谷で
二人で乗船して何か掛け声をかけながら
漕ぐといった場面がありました。

 

ウポポイ 箱舟

 

アイヌ民族の方々の中で歌がありますが、
何か作業をしながら歌う、掛け声の歌もあるし
何かを祝したり儀式の時に歌う歌もあります。

 

 

動物の魂をカムイの世界へ送り返す儀礼の歌。
多分、民族音楽を生で見させていただくのは初めて。
儀礼の歌という題目はあるけど、
歌声もメロディーも、どこか哀愁もありながら
どうしてかわからないけど
神聖な感じと存在があるような雰囲気になりました。
人間らしい歌で、人間が神々を意識するときに感じる感覚、
皆さんが歌う歌声、思わず見入ってしまうものがありました。

 

ウポポイ 民族共生象徴空間 トゥレッポん またね


きっと自分たちと生きてきた時間との
違いが大きくある方々と接することができる場所。
見たことなくて新鮮で神聖で。
貴重な場所に行くことができました、
関わっていただいた皆様、ありがとうございました。

スイ ウヌカラアンロ from nararinn

 
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