千葉ロッテマリーンズの監督に就任の吉井理人さん。
メジャーリーグも経験されていながら
コーチング研修も受講され、経歴から
なるべくして監督に就任された吉井さんの本です。
コーチが選手に何かを伝えるときの話が主で、
コーチが手取り足取り教える教え方もあるけど、
どちらかというと選手自身が自主的に考えられるよう
方向性をもたせるような教え方をするかというのを
大事にされている、といった話が主です。
ビジネスの世界でもそうですが、
仮に自分が誰かと一緒に仕事をすることになって
最初はある程度、仕事のやり方を伝えるけど、
何でも教えるときに全部教えてしまうと、
相手が指示待ち、教えられ待ちになってしまい
自分で考えて行動することをしなくなってしまうこと、
確かにあると思います。
2023年のシーズン、千葉ロッテマリーンズでも
試合後に選手主導で試合の振り返り
ミーティングを開催させ選手主導で考えるという風に
それぞれが自分で何かを変えることが大事。
コーチが選手をどう育てるかも大事ですが、
選手が自主的に考えて勝手に育っていく、それが理想。
この本の中では、それがよくできていたのは
ダルビッシュ選手くらいだったと書いてます。
「今まで買ったCDや本のレビュー」
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ただの野球だけの話にとどまらない、
いかに自主的に、そして能動的に
自分もチームも成功するために行動できるかの話。
とても面白い本、ありがとうございます。
from nararinn