GDP | 奈良の鹿たち

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悠々自適のシニアたちです

『米国・中国・日本の国勢 2026』

 第2回 

<GDP(国内総生産)>

 

中国のGDPは2000年に1兆ドル、2010年に6倍の6兆ドル、そして2021年には大躍進の18兆ドルを超えました。2000年~2010年の10年間で4.7倍、2018年~2023年の5年間で1.3倍の驚異的な伸びを成し遂げました。2010年には日本と並んでいましたが、それからの15年で4倍以上の差がつきました。

日本は世界経済的に有名な現象「1990年代からの失われた10年、20年、30年」を経験しました。

日本はGDPでは、2023年、ドイツに抜かれて世界第4位になりました。

2025年には、インドに抜かれ世界第5位になりました。

そして2027年には、IMFの見通しでは英国に抜かれて第6位になるということです。

そりゃあそうでしょう。1992年以来35年間もGDP成長率はほぼゼロなのですから。

客観的データから既に日本は「大国」ではありませんし、将来は「中進国」としてメキシコやインドネシアと肩を並べることになります。

 

2020年のコロナ不況でも、世界各国が軒並みマイナス成長なのに、中国はなんとかプラス成長を維持しました。これは、人口のボーナス効果と消費,製造とも自立経済が出来ている証とみられます。また、強い国家の権限での計画経済が、経済成長をリードしたことも事実でしょう。

ただ、今の前近代的国家社会主義がどこまで通用するのかが、今後の経済成長の継続のカギとなります。

片や黄色の日本。この30年、ほぼ成長はありませんでした。日本は0%ラインの低空飛行を続けています。

 

中国では2022年一人当たり域内総生産(GRP)を見ると、最も豊かな地域は北京市で日本円に換算すれば約370万円(日本は約450万円)に達した一方、最も貧しい地域は甘粛省で約90万円にとどまっています。相変わらず格差の大きい国です。

黄色の日本は、全く増えていないどころか、2020年ごろから、逆に減っています。経済構造の生産性の低さが、要因となっています。

一人当たりの名目GDPの世界での順位を見ていくと、

米国は、2010年は13位だったのが2025年には8位に、

中国は、2010年は103位だったのが2025年には76位に上昇しています。

ところが日本は、2010年は19位だったのが2025年には39位に下がっているのです。

先進7か国(G7)でイタリアに抜かれて最下位となりました。

 

 

 

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次回は 第3回「工業 ①(鉄・石油)」

 

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(担当E)