『生物の変遷と進化』第18回 両生類から爬虫類へ | 奈良の鹿たち

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『生物の変遷と進化』第18回

<2億9890万年~2億5190万年前>

(ペルム紀)

「両生類から爬虫類へ」

 

(爬虫類)

 

爬虫類の繁栄

この頃、酸素濃度が30%にまで高くなりました(現在は21%)。

動物では両生類が衰退し、爬虫類が両生類をしのぐほどまで繁栄しました。

その中に恐竜や鳥類、現生爬虫類の祖先となる主竜類もいました。 リムノスケリスは全長1.5~3mほどで非常に爬虫類に似た爬虫類型両生類で、動物食性だったと思われます。 まだ指に鉤爪はなく、かかとの骨が他の爬虫類型両生類と同じく癒合していました。これはリムノスケリスがあまり活発に動き回らず、主に遅鈍な獲物を捕食していたことを示唆しています。

このころの恐竜はまだ小さく、体長数センチからせいぜい3mくらいでした。乾燥に強い皮膚と発達した四肢を備え、卵殻をもつ有羊膜卵(発生過程で羊膜を生ずる卵)を陸に産むことで、陸上奥地にまで進出しました。

現生種としてはトカゲ類、ヘビ類、カメ類、ワニ類の祖先がいました。

短弓類の繁栄 

約2億9500万~2億7200万年前 (ペルム紀前期~中期)、主に北アメリカに生息していた哺乳類と共通の特徴を持った短弓類のディメトロドン(全長1.5~3.5m)が繁栄していました。脊の帆のようなものは、体温調節説がしばしば取り上げられるが、最近では性淘汰の産物であるとされています。ディメトロドン属そのものは哺乳類に繋がらず、子孫を残すことなく絶滅しましたが、三畳紀のなかごろ(約2億3000万年前)に、このなかまから哺乳類の祖先が生まれました。

浅い海の堆積物からは、軟体動物、棘皮動物、腕足動物の化石が豊富に産出します。しかし三葉虫などの海で生活していた無脊椎動物のほとんどが絶滅しました。

裸子植物

植物ではリンボクなどが減り、代わってマツ類、モミ類やシダ類など裸子植物が多くなりました。

 

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次回は 第19回「ベルム紀の大陸配置図」

 

 

(担当B)

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