京都の本屋で平積みされていた本2冊 | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp


今年の夏、京都はとても暑くて(今年に限らないか…)、私は京都では、京都駅や四条付近の本屋とスーパーをひたすらウロウロする日々でした

京都の本屋では、京都の本がたくさん平積みされていますが、
その中でも私の目を引いた二冊をご紹介します

一つ目は、
篠友子「うえから京都」角川春樹事務所
これは京都駅にあるふたば書房で、一番目立つところにダブル平置きされていました

何しろ、大垣書店やふたば書房などのお偉いさんが帯で推薦人連判状をつけてます↓

これは読まにゃなるまい!



関西の府県の力関係を描いた内容ですが(最後は都庁が出てくる)、関東人の私には、京都、大阪、兵庫の力関係のみならず、隣接する奈良、滋賀の意識もこんな感じなのかー⁉︎とおもしろびっくりな内容でした


関東で似たコンセプト(いや似てないかもしれないけど)のものといえば、
映画になった「翔んで埼玉」がありますが、
この映画では
「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」
って言うセリフがプププでした…

一方、この「うえから京都」では、
滋賀県には京都府、大阪府に対して、
「琵琶湖の水を止める」という常套句があることを知り、「そこらへんの草」くらい面白いかと思いました

舞台はもちろん、京都です
市役所のあたりの様子や、大文字焼きなど京都ならではの具体的な描写が楽しかったです
都知事を相手に成果を出すスッキリ感も心地良かったですよ


本本本本本

もう一つ、
四条烏丸交差点近くの大垣書店(←ここ、日参ポイント)の平積みで、買おうかどうか数日考えてから買った本
時岡洋一「四季のない京都1978」明石書店
これねー、
オジサンと若い娘さんの話なんですが、
最後が、時空を超えた、哲学的?で難しい話

ネットで読後感を調べたんですが、
最後に圧倒的に感動する人と、
私のように理解が追いつかず「はてなマークはてなマークはてなマーク」となる人に分かれるようです

京都を舞台に話が展開して、最後AIが絡んできて
オバサンにゃ感動ポイントがよくわからんかったが、
それでも、昔の京都に路面電車が走っていたことや、立命館大学が今の場所になかったことが私には新鮮でした



…という軽い本の話を
鎌倉からお届けしました〜👋👋