「好きな仏像ベスト3」「好きな御堂ベスト3」につづいて、今回は
好きな古墳ベスト3
です
これは、古墳好きな あんしさんが取り上げていらっしゃいます
そこで、あんしさんのこの記事をリブログさせていただき、
ここからは、私の好きな古墳ベスト3を考えてみたいと思います
私は、埼玉など関東の古墳は行ったことがないので、考える対象が奈良に絞られてしまいますが
(←いつもの奈良へのえこひいき)
スタート!
第一位!
箸墓古墳
私は、古墳単体というよりはそのエリアが好きって感じかな
グーグルマップから箸墓古墳をとり出してみました
こちら池側から見た箸墓古墳
卑弥呼の墓なのか、その次のトヨの墓なのか、今の通説はどうなっているの?
(どちらにしても、邪馬台国は大和説だよ←やっぱり奈良へのえこひいき)
このあたりは、周辺にも古い古墳が散在しています
たとえば、東田大塚古墳、纏向小学校をはさんで勝山古墳、石塚古墳
それから、地図からはみ出してますが、箸墓の東にはホケノ山古墳
このエリアは「巻向遺跡」で、周辺には、現在の山の辺の道に沿って古く大きな古墳群が集中的に存在するのです
位置関係はこうです↓
『シリーズ「遺跡を学ぶ」邪馬台国の候補地 纏向遺跡』石野博信 新泉社、2008
からとりました
何やら記憶にはないものの、過去に残したメモがありましたので、それも含めて写真とりました
(今となってはメモの意図不明)
私、このエリアは好きすぎて死にそうです
…なのに、なんでこのあたりのことを自分のテーマにしなかったんだろう
いやいや、初めはそうしようとしたのだけど、関東地方からでは遠すぎて、かつ、
研究テーマにするのには難しすぎて手が出せなかったのです
…と、そんな独り言はどうでもいいのですが、それ以来、継続して注視していないため現在どこまで発掘されて、どこまで明らかになっているのかよくわかりません
いずれにせよ、巻向遺跡から「決定打」が出ることをお祈りしています(だって、大和説なんだもん…)
第2位
ウワナベ・コナベ古墳
こちら平城京の区画の北側に帯状に存在する佐紀盾列(たてなみ)古墳群にある双子のような古墳です
↓佐紀盾列古墳群は、平城京の区画の北に一列にあり、一部平城京造営の際に古墳の端が切り取られています(だから、古墳時代とその後の時代には、「画期」があったとか)
ウワナベ・コナベ古墳には、二十歳前後だった学生時代の強烈な記憶があります
それは、あのあたりを一人で歩いていた時(今よりずっと怖いもの知らず)に見た、夕焼けの映る古墳の池の美しさです
ひとけがなくて、今は歩くのが少しこわいのですが、それでもたまにあの時見た夕焼けの美しさに出会いたくなり、歩くことがあります
で、実際に行ってみると、
ウワナベ古墳脇で、こんな看板にぞっとしたりします…
つづいて、
第3位!
垂仁天皇陵!
私のブログを読んでくださっている方は、「ああやっぱりね」と思われると思うくらい、頻出する古墳です
グーグルマップで上から見ると、これもまた美しい前方後円墳
そのあと近鉄の踏切を越えて、また北へ進むと、垂仁天皇陵の美しい姿が緑の稲穂の向こうに見えてくるのです
歴史の道の中でも、ひときわ景色の良いところ
垂仁天皇陵の反対側には、近鉄電車の赤い車両が田んぼの中を走ってゆくのが見える
ところが、現在では、垂仁天皇陵は白い鳥(サギ?)にすっかり気に入られてしまい、鳥の住処になってしまったようです
これはとても残念だし、「誰だか知らないが、関係者、なんとかしろよ!」とひそかにこぶしを握り締めています(オバサン怒らせたらこわいですよ)
白い鳥に汚される垂仁天皇陵↓
…とまあ、好きな古墳を考えていたら、まさに、
「古墳にコーフン」してしまいましたが、
私はどうやら、奈良の前方後円墳が好きなようだ、ということがわかりました
古墳って、どうしても、わからないことだらけでとりとめない感じがしてしまうんですが、
みなさんのお好きな、そしてコーフンする古墳は何ですか?