仏像の姿@三井記念美術館 | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp



書きたいことは沢山あり、記憶から消えそうなことも色々あるのですが、
大学院の学内での研究発表が目前に迫り
いつものことながら大慌ての時期で

ブログがなかなか書けませんえーん

┐( ̄ヘ ̄)┌やれやれ…




…などと言いつつ、
日本橋の三井記念美術館に行ってきましたので、ちょっと書きます

特別展「仏像の姿」〜微笑む・飾る・踊る〜
仏師がアーティストになる瞬間
チラシです↑


現在、仏像関係では
サントリー美術館の「醍醐寺展」(11日まで!)
トーハクの「大報恩寺展」
が開催中(大報恩寺(千本釈迦堂)の今年の大根だきがどうなるのか心配していますが) 

これが影響しているのか、

三井記念美術館の仏像展は

そんなに混んでいませんでした

…というより、


わりと空いていました!(ノ´▽`)ノ

これはとってもねらい目です!



ちょっと地味な印象ですが、面白い仏像展でした

ひとつ、注意したいのは、
この三井記念美術館の内部は、
小声(のつもり)でも、なんだか声がよく響くらしいのです(←そーいうのを大声といいます)

ちょっと楽しく話しているだけでも
「お静かに!」
なんて警備員さんに怒られてしまいました…でも、またいつのまにか大声になってるという「くじけない精神」を発揮し(おい!)、楽しく観てきました爆笑



一緒に行った友人達は仏像にはあまり詳しくないけど、ウインク面白いことが好きな人たちです



毘沙門天
この毘沙門天は、美術書にもよく出てくるのですが、見るたびに「義理の姪の旦那さんに似てる」(誰だよ)と思わずにはいられません

…まあそれはさておき

友人達は
「毘沙門天って何?」
という楽しい質問をしてきたので
「毘沙門天は四天王の中の北方を守る多聞天がグループを離れて独立したのよ…」
と説明したところで、
サービス精神キラキラが湧いてきてしまいましたニコニコ

「グループ」から「離れる」といえば、そうです、関ジャニ∞を連想します!(えぇ?)

そこで、こう説明を続けました

「…まあ、関ジャニで言えば渋谷くん…みたいな感じかな…?」

…これで、納得していただきました口笛

他にも説明の候補は
Hey!Say!JUMPの岡本くんや
古くは
NEWSの山Pとか、
KAT-TUNの赤西くん…と、ゾロゾロ思い浮かんだりしましたが、何故か関ジャニ∞が脳内検索で一番上にヒットしましたキョロキョロ🙏

友人達がゲタゲタ笑い
「お静かに」
とおこられた(;´Д`)ノ




この弥勒菩薩像は↓

以前、金沢文庫でも出展されていました

とても美しい像です
再会できてよかったです

この像については、以前の金沢文庫の記事に書きました↓




再会といえば、
金沢文庫でお会いしたこちらの
迦陵頻伽もいらっしゃいました
「イェーイ!」



それから、こちらの
如来立像も!↓

この二体については、上のリンク記事をご覧ください






そして、なんと奈良博からは
伽藍神が飛んできていました

こういう像はウケが良いです
友人たちも喜んでいました
私もちょっと好きです




こちらは、大阪四天王寺の
観音菩薩像と
勢至菩薩像

こんな風に足を刎ねあげる像を他に見たことがありません


友人たちは、彼らのこの姿勢が

志村けん
だと大ウケ(どこが志村だ!? わからん!!)

志村けんて、こんなポーズとりましたっけ??

観音勢至のこの二体は少し前に法隆寺かどこかでお会いしましたが、
どうやら肩から先が後補だそうで、当初どんな姿勢だったのかよくわからないようです

彼らが「来迎する阿弥陀三尊」の観音勢至であれば、西方極楽浄土からスキップ踏んで来る様子なんでしょうかね?

今いくよ〜!






それから東京芸大の文化財保存学の学生さん達制作の模刻像が何体も展示されていました
すごい技術です!
制作を通じて、製作者側(仏師)の立場から見えてくるものがあるようで、
これはひたすら羨ましい…と思いました


↓こちらの模刻は、部屋に入ったすぐの場所にあり、実物にそっくりの像が目に飛び込んできます
興福寺 八部衆乾闥婆(模刻)

お顔がとてもそっくりで、本当にびっくりしました!




どの模刻像も、古色をつけて「ぱっと見」はとても古そうにできていましたが、
素材の新しさを隠すのは難しく
まるで「若い俳優がメークして老人の役をやっている」みたいな感じがしなくもないかなー?と思ったりもしましたが、
それにしても素晴らしかったです!

さすが、天下の芸大です




三井記念美術館は、美術館の規模がそれほど大きくないので、くるりと回るのにも程よい感じです

奈良博やトーハクだと足が棒になってしまいますが、それに比べるとちょっと楽なところがいい!


程よく疲れたところで、友人オススメのレストランにランチに行きました
三井記念美術館の向かいのビルYUITO(ユイト)の中にある「XEX(ゼックス)日本橋 」というイタリアンレストランのバッフェです(早い話が食べ放題)

すごく都会の大人って感じのレストランで、ドギマギしました


で、バッフェでハングリー精神全開でお皿に載せまくったお料理
お皿がお上品に小さかったので、おかわりしに行きましたよ


↓これは、HPにあった写真です

LOVE CHOCOLATE とかいう期間で、チョコレートのデザートもたくさんありました

詳しくはこちら


前日は、引きこもって論文(もどき)の内容をあーでもないこーでもないと考えていたので、
ちょうど良いリフレッシュになりましたが、

発表までに時間がない!滝汗ウッヒョ〜!どうしよう?ゲロー笑い泣き
でございますえーん



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