発表会終了後、後回しにしていた色々を片付けているうちにまたレッスンが再開しガーンなかなか書く時間が取れずにいましたがようやく…

発表会振り返り〜をしようと思いますタラー


今年は何といっても、教室始まって以来初めての「弦楽合奏曲」への挑戦が私にとっては大きな事でした‼️

リハーサルは直前の2日間のみ。生まれて初めて本格的な弦楽合奏に参加するという子も多くいたので、初回のレッスンでは合奏やオケでの決まりごとや専門用語、またスコアの見方などもみんなでお勉強しましたルンルン 譜面台や椅子のセッティングもみんなで頑張りましたね!


↑リハーサル風景。みんなの可愛いお顔、隠しちゃってごめんね🙏


私がコンミスまたは指揮者をやっても良かったんですが、やはり発表会は生徒の皆さんが主役ですから、コンミスも2ndのトップも生徒にお願いしましたおねがい そしてチェロパートのお2人は生徒のお父様とお母様‼️お2人の存在が無ければ、この曲に取り組む事は出来ませんでしたあせる本当に感謝しています。

イギリスの作曲家ウォーロックの「カプリオール組曲」は曲の構成やパートごとの役割も分かりやすく、また学校の弦楽部でやった事あります!なんて心強い経験者も複数いて、年齢も経験も様々なメンバーの中、助け合いながら作り上げていきました照れ

とはいえ練習回数の少なさもあり、自分の演奏に集中しつつ、なんとか周りの音を聞こうと頑張った…くらいの所までで終わってしまった子が多かったんじゃないかなと思うので(経験が少なければ当たり前ですあせる)これからも合奏に取り組む機会を作って、みんなで音楽を作る楽しさをもっと味わってもらえたらいいなと考えています音譜


ソロ演奏はみんな逃げずに自分としっかり向き合って、持っている個性を存分に発揮した素敵な演奏になっていたと感じましたアップ

新学期が始まって1ヶ月未満、GW後半初日(前半は合奏練習で潰されちゃいましたしね〜汗ごめんね)という落ち着かない状況が続く中、本番当日にしっかり照準を合わせて仕上げて来れたのは、これこそ経験の積み重ねのなせる技❗️みんなさすがでしたウインク

もちろんお家でのご家族のご協力もあったに違いありません!本当にいつもありがとうございます。


そして私の演奏も一応振り返りあせる

今回は、実は若い頃から苦手意識があってあまり取り組んで来なかったフランスの作曲家の作品2つを取り上げました。

対照的な2曲を選んだのは、ヴァイオリンという楽器の可能性…というと大げさですが、表現力の幅広さを知ってほしかったからです。

特に2曲目サンサーンスの「死の舞踏」は昨年のクリスマス会でも取り上げた「標題音楽」をバッチリ感じてもらえるよう、田中先生に本当に素晴らしいナレーションを入れて頂き感謝感激でした(台本お渡ししたのも、詳細説明したのもわずか2日前…ノーリハーサルで臨んで頂きました…有難い笑い泣き

私も実は楽譜には書かれていない奏法を勝手に入れたりして、より情景描写を明確に出来るよう工夫してみました! 今回は2つとも初挑戦の曲だったのですが、割とどちらも最初から理想の音がイメージ出来ていたので、それに近づける作業もあまりストレスなく出来た気がします。ただ歳のせいか、暗譜に苦戦…でしたチュー


理想の音…といえばいつも発表会前に毛替え弦替え、そして楽器調整を私から皆さんにオススメしてきましたが、今回は自らそれらの必要性を感じて早めに相談してきてくれたり、積極的に楽器屋さんに出向く生徒が多く非常に驚きましたおねがい

更に自分の理想の音色や楽器に望む事をきちんと職人さんに自分の言葉で伝え、しっかり良い音を作ってもらって嬉しそうにレッスンに来て報告してくれる姿に、頼もしさも感じましたスター

楽器と弓は演奏者の大切なパートナー音譜

いつもベストコンディションに整えておかないと、どんなに自分が努力したところでベストパフォーマンスは生まれません。最初の頃は私に言われるがままメンテナンスに出していたものの、年を重ねるごとにそのことに少しずつ気がついてくれた事、そして何より自分が求めている音色をきちんと考えて人に伝えること、これが自発的に出来た生徒達を誇らしく思いますラブラブ

ただ漠然と弾くだけではなく、目的や理想を持って弾くと、当然人の心に響く演奏になります!これらは大切なパートナー🎻があってこそ。いつも良い状態に保ってあげた上で、いつもそのパートナーと共に音色を丁寧に作っていくということを忘れずにいてほしいと思います乙女のトキメキ日頃から大切に、そして信頼していれば楽器は必ず応えてくれますよ照れ


長くなりましたが、今年も沢山の皆様のご協力によって、温かい発表会を作り上げることが出来ました。本当にありがとうございました。

これからも「ヴァイオリン大好きドキドキ」な気持ちが生徒たちにますます増えていくよう、ヴァイオリンの魅力を伝えられるレッスンを心がけていきたいと思います。