久しぶりにYouTube投稿用動画を作成しました
今回はクライスラーの小品を弾きました
フリッツ・クライスラー(Fritz Kreisler, 1875年2月2日:ウィーン - 1962年1月29日:ニューヨーク)は、オーストリア出身の世界的ヴァイオリニスト、作曲家である。後にフランスを経てアメリカ国籍となった。ユダヤ系。
Wikipediaより引用
7歳で特例としてウィーン高等音楽院に入学、首席で卒業後。12歳でパリ高等音楽院を首席で卒業してからは、誰にも師事することなく演奏活動、作曲活動をしていたそうです💦普通じゃないですね
けれどとても社交的で気さくな人であったようで、彼の作品は甘くて品が良く、温かみが感じられるものばかりです
「愛のよろこび」「愛のかなしみ」などは誰もが聴いたことのある名曲ですね。詳しいデータは見つけられなかったのですが、作った曲は少なくとも100曲以上はあると思われます。
ちょうど私も、甘くて温かい感じの曲が弾きたい気分だったので、チャレンジ
今回も1人でピアノと多重録音だったので、ピアノの技術不足から、ヴァイオリンの演奏でやりたい事は60%くらいしか出来てはいませんが(本当はもっとテンポや音色を自在に変化させたいんです💧)、2022年5月現在の私の音を残すことも大切かなと思い、動画公開してみました
ちなみに今回の曲、
クープラン風「ルイ13世の歌とパヴァーヌ」はクライスラーが発表当初、クープランという17世紀に活躍したフランスの作曲家の作品を元に編曲をしたと言っていましたが、のちに完全に自分のオリジナル作品だと認めています。
実はこのようにバロック時代の作曲家の作品を元に作ったと言っておきながら、実は…という曲がクライスラーには沢山あります。作品に注目してもらいたいためだったようです
私は、今回はあまりバロック時代の作品を模倣した感じは出さず、純粋にクライスラーの作品であることを考えて演奏してみましたけどもっともっと甘く柔らかい響きにしたいです。クライスラー作品、これからも沢山取り組んで研究しなきゃです
よろしければご覧ください。