『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットし、アーティストの伝記映画が立て続けに公開される。デクスター・フレッチャー監督の『ロケットマン』は、エルトン・ジョンの伝記映画である。

 

 

エルトン・ジョンとバーニー・トーピンとの関係性を軸に展開する。彼らが出会ったのはエルトンが20歳、バーニーが17歳の時。バーニーがエルトンに初めて書いた歌詞が『Your Song』である。

 

 

朝ごはんを食べながら、バーニーがエルトン・ジョンの前でサラっと書いた歌詞。そんなラブレターのような歌詞を渡されたら私でも惚れてしまう場面なわけで・・・。エルトンはバーニーに愛を告白すると『ごめん、俺はゲイじゃないんだ・・・』。エルトンの片思いから始まる関係性。そのことを踏まえながらバーニーの歌詞に作曲して歌うエルトンの辛い気持ちに心揺さぶられること間違いなしである。

 

 

バーニーに三行半を突きつけられる歌詞、『Goodbye Yellow Brick Road』。別れの歌詞に作曲して歌うエルトン・ジョンはどんだけマゾなんだと思うわけで・・・・。『ロケット・マン』はミュージカル映画とのこと。どんな作品に仕上がっているのか大変楽しみである。