『後妻業の女』

現役で活躍されている演出家で一番好きな鶴橋康夫氏が手掛けた新作である。鶴橋監督作品を初めて観たのが野沢尚脚本の『砦なき者』であった。『砦なき者』の役所広司扮する主人公の苦しみは野沢尚本人の苦しみであり、野沢脚本の意図を深く理解した作品に仕上がっているので忘れられない名作である。そして、もう一本忘れられないのは中島丈博脚本の『永遠の仔』である。そして、二年前に放映された松本清張原作、尾野真千子主演の『坂道の家』も良かった。『後妻業の女』は悲喜劇のようだが、鶴橋節は健在だと思うので凄く楽しみだ。






『団地』

阪本順治監督が藤山直美主演で手掛けた新作。阪本監督の『顔』は大好きな作品なので、藤山直美と再タッグすると知った時は嬉しかった。『団地』の予告を観る限り『顔』よりコメディー色が強いようだが、どんな作品になっているのか楽しみである。







『日本で一番悪い奴ら』

白石和彌監督は『凶悪』でメジャーになりましたね。若松孝二監督に師事した監督のようなので頑張ってほしい。そして、綾野剛の悪に染まった開き直っぷりの演技も期待。







『二重生活』

門脇麦、リリー・フランキー、長谷川博己・・・、好きな役者ばかりの作品で原作が小池真理子。楽しみです。







『シン・ゴジラ』

庵野秀明版のゴジラはどんな特撮映画になっているのだろう・・・。ゴジラ愛満載の映画になっていると思うので期待大だ。