「絶対に誰にも言わないでください。」
と、初対面の子どもから打ち明けられる
ことがあります。

基本、守秘義務が前提のカウンセリング
ですが、命に関わること
犯罪にからむことは、
それを守ることが出来ない場合があります。

ですが私が守秘をやぶると
そこで支援が途切れてしまう場合も
あります。

親に頼れない。誰も頼れない。
だから話しにきたのに。
あんたもやっぱりそうなのか?
誰も信じられない。

悲痛な心の叫びが胸にささるようで
本当に難しいです。

信頼関係が出来ていない期間で
あればあるほど起こりやすく、
でも時期を見誤ると
命やとりかえしのつかないことに
巻き込まれることになります。

どんな結果になろうと
腹をくくって今の最善を選択する。

例え、私の行為が一見
裏切りのようにとられ、恨まれ、
嫌われたとしても、最優先を選択する。

本当に難しい。

とどのつまり
自分に出来ることは、信じること。

自分の行動を、自身の判断を
目の前の相手の力を、信じて取り組むこと。

祈りに近いです。