初恋の思い出は?

 

48人学級四クラス(男子96人女子96人)

我らはモルモットの中学生。校則は少ない。 

 

 

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初恋って初めて見た打ち上げ花火を
目に焼き付けて更にそれを大きく
空高く色鮮やかに描き続けていく事
 
中学の新しい校舎。市立から国立。
勝ち誇った入学式。初めてのホームルーム。
男女同数の四教室、ペアーでアイウエオ順に
綺麗に並んで席に着く。毎月席替えするようだ。
ん?おかしいな。横に四列縦に六の並んだ机。
ひつだけ椅子が足らない。生徒数47人。
一人男子が足らないんだ。
と言うより女子が一人余ってる。
ポツンと一番後ろの隅っこに一人で座ってる。
月が変わるとあの子も誰かと椅子を並べて
座れるんだろうな。
 
その子が気になって5月には一緒に座りたいな。
毎月の席替えが楽しみだった。
それから10回の席替えがあり確率は10/24。
一年が過ぎ二年生の頃には大空の花火が太陽に
もしも隣に座れたら焼き焦げてしまう。
同じ教室にいらるだけで暖かい。
三年のクラス替え。神様に四分の一の確率を
どうぞ私に与えたもう。
願いは叶って卒業までは一安心。
 
初めての奇数の話でした。
「5月23日は奇数の日」
2022年5月23日には
「初めてのキス」の話でもしたいと思っています。
初恋から七年後の話です。かなり奥手なんです。

2023.10.13[記]
2022年5月23日から遅れる事、1年と半年。
それは満員の船の階段に座っている時である。
春休みの船は混んでいた。そして夜中は寒い。
寄り添って座っていた。肩に手を回していた。
顔を眺めていた。初めての?
ここから続きは2024年5月23日に


四つの内どの国民宿舎か思い出せないが間違いなく別府から神戸に帰る時であった。

2024.06.22[記]

国民宿舎で知り合った。偶然また帰りの船でバッタリ。

満員の船は階段しか空いてない。夜風が寒い。

寄り添って話をする夜行船。彼女は同じ歳で宝塚市の女工さん。

私も宝塚での大学下宿生。話は弾む。真夜中に数回。初体験(19歳)

残念ながら又会う約束も住所もいう間も無く慌てて下船。

松山港で空いたのかしっかり二人で毛布をかけて寝込んでしまった。

多分また会う約束してたら私にも「同棲時代」があったかも。