「あと、2回あるな」と少し安心された感の漂うトーチャンさんの一言から、ほぼ一ケ月ぶりにスプコン練習を再開。3人の指揮者様をはじめ、セロは充実の5人、全体的にほぼ勢揃いでの練習でした。

▼まずはトーチャンさん。早速、練習スタートかと思いきや、スプコン前日・4/8(土)の恒例の「さくらまつり」演奏の出演者に楽譜の配布。

会場は、御嶽山大和本宮の境内イベントスペース、奈良マンは12時から20分ほどの演奏です。お近くの皆様、どうぞお出かけ下さいませ。桜の花が残っていることをただただ願うばかりです。

そして、スプコン曲の練習に。まずは、ベートーヴェンから。私もですが、ところどころにある曲間の停止忘れに伴う飛び出しが頻発。逆に間を取らないはずなのに取ってしまう棒のハプニングも(笑)。また、繰り返し漏れやダカーポ失念組も(音がちっちゃくなるのでバレる)。あらら・・久しぶりではありますが、本番コワ! 次回練習はバッチリいきましょう。

レスピーギは、第2曲と第3曲に集中。全体的に落ち着いたテンポとなり、いろいろと色付けも行われ、表示豊かになってきた感じ。予備拍の変更箇所もありましたので、ご注意を。

注目のマンドロンチェロの例のスーパー下降音階、やはり難しそう。その昔、必死こいて弾いていた先輩がいたなぁと、思い出に浸る指揮者様。雰囲気が出て最後の音のタイミングが合えば、合格ライン。次回も注目です!! と言うと、プレッシャーがかかりそうです。

▼つづいてTG様の「Colonel Bogey」と「Sports show march」。不思議といつも安定したテンポで弾きやすいことこの上ない。古関裕而の「Sports show march」は、装飾音のような三連符や、オリンピックマーチに通じる表に出ない凝った音階があり、全員の音が出るようになってくると、ズレも顕在化。三連符は個人力に負うところが大きく、今回確認練習したものの、もうひと踏ん張り、各人の追い込み練習が必要そう。次回に期待!!

▼Kiri様の「昭和歌謡メドレー2032」は、時間計測すると、一回通すのもたいへんな25分ほどの大曲。それでも今回は2回通しました。時間的には長いものの、けっこう楽しみながらの演奏なので、時間の経つのも忘れそう。

とは言え、神経使うところも多く、まだ細かい課題満載。イヤ、大きい課題も。16分音符を目にすると速く弾かねばとの先入観で、大きく乱れる。しっかり予備拍でテンポの確認と、周りの音を聴く余裕が必要。8分の12拍子でシンコペのところやタイのかかるところなど、きっちり弾きたいもの。

歌謡曲の職業バンドの人って、やっぱりプロなんだとつくづく感じる次第。当日、楽譜配布されて、リハで初音出し、そして本番。訓練? センス? 取り組み意欲? 何が違う?

ぐちゃぐちゃ言わんと、皆さん、しっかり追い込み練習を!! 次回は総仕上げです。

そうそう、そろそろ恒例のエンディングの「マンドリニストの行進曲」の準備も。

 

今回の練習曲は次の通りで、スプコンの全曲です。

<土谷さん>

○12CONTRETANZE L.van Beethoven

○Antiche Danza ed Arie per Liuto Ⅲ.Suite  Ottorino Respighi

 リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲

<田中さん>

○Colonel Bogey  Kenneth Joseph Alford/TG

○Sports show march  Koseki Yuji/TG

<桐山さん>

○昭和歌謡メドレー2023 編曲:Kiri

○アンコール曲(ナイショ)