今日は朝から日本にも明るいニュースが入ってきた。

 

 

WBCで野球日本代表が世界一になった。

 

 

正直、凄すぎる。

 

 

これでまた、将来野球選手になりたいと少年少女たちが

 

夢を追いかけ、走り出す。

 

 

僕も小学生の頃からサッカーをやっていて

 

一丁前に、”将来はサッカー選手になる”

 

なんて言って、下手なりにがむしゃらにその夢を追いかけていた。

 

 

だけど

 

中学生の途中で、自分の限界を知り

 

知らない間に”その夢”を追いかけなくなっていた。

 

 

それから

 

高校生になり高校2年生になった頃

 

選択科目で”保育”をとった

 

授業で月に1回、保育実習があり

 

子供達と触れ合う機会が増えていった。

 

 

”みんなで仲良く砂場で遊んでいる子供達”

 

”先生たちにベタベタくっついて甘えている子供”

 

”広場の隅っこにひとりでしゃがみ込んで、お花を見つめながらボソボソ言っている子供”

 

 

いろいろな子供達を見ているうちに

 

こんな個性で溢れている子たちと

 

毎日過ごせたら楽しそうだなと思っていた。

 

こうして

 

いつしか僕の夢は

 

”保育士になりたい”

 

に変わっていた。

 

 

だけど

 

”叶っていたかもしれない夢”も

 

自らの選択、自らの過ちで

 

”叶わない夢”にしてしまった。

 

 

 

今日の試合を見て

 

”いつか大谷選手みたいになりたい”と

 

思った少年少女は世界中にたくさんいると思う。

 

けれど

 

今の僕を見て”ならちゃんみたいになりたい”

 

と思う人は1人もいないだろう。

 

でも

 

もし僕がこの先

 

小学生や中学生、高校生の前で話せる機会があって

 

僕の姿を見てもらえる機会があるのなら

 

僕は心から伝えたい。

 

 

”一度の判断、一度の過ちで自分の人生は大きく壊れてしまう”と

 

 

”野球選手になりたい”

 

”公務員になりたい”

 

”結婚して幸せな家庭を築きたい”

 

”お金持ちになりたい”

 

 

みんなそれぞれ違った夢を持っている

 

その夢を叶えるためにも

 

真っ直ぐ育って欲しいと。

 

 

誰しもが辛い過去、悲しい過去は乗り越えなければならない。

 

そして

 

その度に強く生きなければならない。

 

家庭環境を言い訳に

 

僕のように

 

自分の心の弱さに負けるような人にならないで欲しいと。

 

辛い時は辛いと

 

素直に周りに頼れる人になって欲しいと。

 

そして

 

後悔を振り返るばかりの人生を歩んでほしくないと。

 

 

僕の話や姿を見て

 

 

”みんなの反面教師になれる人でありたい”

 

 

それが僕の今の夢であるのかもしれない。

 

 

 

 

僕のしてしまった過ち