仮免試験が近くなり

 

僕は自動車教習に熱を入れていた

 

 

僕は幼少期の頃から

 

なにかに一生懸命になって頑張ったことがなかった

 

小学校3年生の頃

 

友達の誘いで地域のサッカー少年団に入った

 

小学生の頃は

 

一丁前に、将来の夢はサッカー選手なんて言っていた事もあったが

 

本気で思ったことは一度もなかった

 

なんとなくサッカー選手になるって言っている自分が

 

かっこいいと思っていたんだろう

 

 

僕はサッカーをしているのが楽しかったし、好きになっていった

 

けれども

 

いつまで経っても周りのみんなの上手さに

 

追いつけず、よく端っこで泣いていた

 

そんな姿を見ていたお母さんに

 

「泣いても良いから悔しかったら頑張れ」

 

と、よく言われていた

 

それでも

 

僕は100%頑張ることができなかった

 

理由は自分でもわからない

 

 

中学に入り

 

サッカーもなんだかんだ続けていた

 

学業に関しても

 

良い点数が取れなくても

 

なにも気にしなかった

 

ただ、高校受験の時

 

僕は志望校ギリギリの点数で焦っていた

 

というのも

 

母子家庭で裕福ではなかったため

 

私立にだけは入るわけにはいかなかった

 

だから

 

唯一100%で頑張ったのはその時だけかもしれない

 

 

いままでの人生

 

僕はなんとなくで生きてきたし

 

それでなんとかなっていた

 

何かに夢中になって

 

全力で頑張ることが憧れでもあった

 

けど、僕には努力する才能がなかった

 

 

それでも

 

僕はいま自立を目指すという明確な目標がある

 

努力の才能がなくても

 

100%で頑張ることができなくても

 

頑張らなくちゃいけない

 

頑張らなきゃ

 

自立も社会復帰もできないとわかっているからこそ

 

頑張らなければならない

 

 

僕は頑張らなければ生きていけない

 

人生の道に立たされているのだから…

 

 

 

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