ひきこもりの高齢化、40代~50代が増加しています。

50-80問題とは、50代のひきこもり当事者を80代の親が年金や貯金などで養う諸々の問題です。

現在、ひきこもり者の年齢層は第二次ベビーブームに生まれた40代にとても多いと思われます。正確な人数は計りようがありませんが、高齢ひきこもり者が多いにもかかわらず、政府は具体的な措置を一向に取る気配を見せません。

スキル等が無ければ高齢ひきこもり者の場合、再就職も困難です。

引きこもり当事者は、病気や障害など何らかの問題を抱えています。

民間のひきこもり支援などの援助を受けるには多くのお金が必要であり、一般的ではありません。

助けを求めることの出来る場所はごく限られています。

 

発達障害は個性でしょうか?

ちょっと待ってください。

確かに発達障害ならではの才能を仕事に生かして、社会に適応出来ている人は個性とも言えるでしょう。

しかしながら大多数の発達障害者はその障害特性を仕事に生かしきれていないでしょう。

昨年、知人の発達障害者も40代にして退職して引きこもり状態になりました。

障害特性を活かすことは容易ではありません。

そして障害特性が原因で通常の社会生活が送れない人も多く、当事者からすれば発達障害=個性という世間一般の捉え方は厳しい一面を見せるのです。

発達障害は個性だからそれを活かせば誰でも働くことができるという風潮には、障害を活かしきれない多くの当事者を、社会から孤立させています。

あくまで障害は障害です。

発達障害=個性とは限りません。

障害は免罪符ではありませんが、ハンディキャップです。

 

マイノリティなんです。

ひきこもり(障害者、病人)や高齢者は、現状でマイノリティだから軽視され差別化されやすいのです。

元都知事の安楽死発言もあり弱者抹殺思想がありがちな例です。

あらゆる生命は弱肉強食ではありません。適者適存です。

弱いからといって喰われるとは限らないし、強いからといって食えるとも限りません。
虎は兎より掛け値なしに強いですが、兎は世界中で繁栄し、虎は絶滅の危機に瀕しています。

人間は本来、助け合いや思いやることもできるのです。

老いること、病になること、死ぬことは生命共通のイベントです。

これから日本は世界に類を見ない超高齢化社会に突入していきます。

そうなった時、病人(障害者)や高齢者がマイノリティでなくなってから対策を考えるようでは遅いのです。

 

 

生きとし生けるものが幸せでありますように