先日、新元号“令和”の発表があった4月1日に亡くなった伯父さんの通夜に参列してきました。
自分の結婚式の時に仲人をしていただいたご縁もあったのですが、12年前に自分の父の葬儀に参列していただいた時には、『父にそっくりだなぁ』なんて思っていました。
(父の方が年下なので実際には、父が伯父さんにそっくりなんですけど💦)
その通夜の席で聞かされた話しにビックリしたのですけど、実は父と伯父は兄弟であることを知らずに育っていたんです。
父が幼い頃に養子に出されていた話しは知っていたんですけど…実は、伯父はお寺で育てられていたことを初めて知りました。
身寄りがなく、お寺で暫く面倒をみていてくれたそうなのですが、その後にある方が引き取って育ててくれたそうです。
父は、まだ幼い頃に養子先のご両親が事故でお亡くなりになられて、出戻りとして育てられたそうです。
やがて2人が社会人として働いていた時に、『お前にそっくりな人が居るんだけど兄弟かも知れないから一度会ってみろ』と言われて、お互いの話しを交わして兄弟であることを確信したそうです。
以来、2人はお互いの家を行き来しながら、趣味である囲碁を黙々と打っていたそうですが、囲碁と本が大好きな人たちでした。
激動の時代を生きてきた方たちのお陰で、今の日本があるのだと思います。
次の時代を生きていく子供たちに向けて、今の自分たちは、何を遺せるのだろう❓
そんなことを考えさせてくれた一日でした🌸