校庭への一歩 | 我が家は天才を飼っている

我が家は天才を飼っている

我が家のぶっ飛び息子の記録。
育てにくい子供を育てながら、日々悩み、落ち込み、気付き、観念を手放し、成長させてもらってます。同じ様な子育てに苦労しているお母さん達の少しでも慰めになってくれれば嬉しいです。

息子の校門まで登校3日目。




「僕、今日学校まで行けるかなぁ~」
と、いつものセリフを言いつつ歩く息子の足取りは、心なしか少しずつ軽くなってる気もしました。




学校のパワーが強すぎて、
校門から中へは入れないと言ってた息子でしたが、




人と話す時、グルグルグルグルその辺を歩き回る習性のある息子は、
担任の先生と話してる間に、無意識で学校の敷地内へ(笑)。




入ってますやーんっ。




すかさずツッコミましたわよ。




「わ~~~!!!」
って自分でもびっくりしてました。




で、その後息子が、
「せめて一歩だけでも、校庭に入りたいな…」
って言いだしたんです。




息子が立ってた所から、数歩先がもう校庭だったので、
「入れば?」と軽く言ったんですけど、




「あ~、やっぱり無理だ~。」
とか言いながら、校庭の土を踏むのに、すんごい時間かかってるんで、




「ってゆーか、もう敷地内入っちゃってるんだから、校庭にいるのと変わんないじゃん。アスファルトと土のちがいだけでしょー?」
って言ったんですよ。
 



そしたら息子が、
「ママは何も分かってない!校庭にはねー、みんなの足跡が残ってるんだ!全然違うんだ!」
と言ってきました。




学校に行ってる子供たちの、無数の足跡。
そこに足を踏み入れる事は、
学校に行ってない息子にとって、そんなにも難しいことなんだな…と思いました。




そこには、息子にしか見えない大きな壁があるのだなぁと。




 結局、だいぶ時間かかって、
ほんの0.1秒くらい校庭の土を踏んで、
帰って来ました。




めでたし、めでたし。

















ランキングに参加しています。
応援して下さる方はポチっと押していただけると励みになります!
ありがとうございます♪
↓↓↓


にほんブログ<br /><br /></div>        <script src=