チャクラはご存知ですか?
チャクラは何かと言うと、
人体のエネルギーセンターを
指します。
古代のインドで使われていたサンスクリット語で
“光の輪”“回転する渦”と言う意味です。

エネルギーが扇風機のように渦を巻きながら
クルクル回っているようです。

そのスイッチは強でもよくないし、弱でもよくない。
ちょうど良い状態を保たなくてはいけません。



私は、このチャクラの回転が強になった経験があります。
胸のチャクラです。
4チャクラ、アナハタチャクラ、別名愛のチャクラとも言われます。

愛されるよりも愛を与える、感情のチャクラです。
2005年ハワイでヨガの勉強をしていたこ頃、突然起こりました。

子供のようにヒックヒックと嗚咽を含む大泣きでした。
それは悲しいからではなく、辛いからでもなく、ただただ感情が
抑えきれず、勝手に溢れてきたからです。

その時に行った、バックベンド系(反り系)のヨガを学んでいた後
シャバアーサナー(屍のポーズ)で横になった途端タガが外れた
ように起こったのです。

その頃Hawaiiでゆったり一人暮らしを堪能し、ただただヨガを
学ぶことだけ、日常生活から解放されて自然の大地と戯れ
メールや電話も使用しなかった1か月半の間、自分が誰で
どのような仕事をしているか、年齢も性別も社会での立場も
その時抱えていた悩みまでも忘れて、今ここで生きていると
いうことだけの確認があったのだとおもいます。



ただの自分がいるだけ、全てから解放された
無になれる自分がいるだけ。



自分を守るために、傷つかないためにまとっていたものも
剥がれ、心が素っ裸になった時、心が解けたのでしょうか?

私が持っているものすべてが無意味に思えてきました。

どんな慰めも、励ましも、仲間の声もすべて心が震え
ただ泣くしかない自分に対してパニックになったけど
私のグル(ヨガの師匠)は

「これはチャクラが開化し過ぎちゃったのね
バランスが崩れてしまったからなのよ」

と教えてくれました。



胸のチャクラがopenになりすぎたのですね。

かたくなだった自分の勝手な思いと常識が、私をガチガチに
固めていたのでした。

そのタガが外れた時に、帰国後私は、悩みの原因を断ち切り
素直になり、一人になる決意をして、ここにきました。



可笑しなもので、全く予想しなかった展開は
冷泉荘を見つけた瞬間に始まりました。

まさか私がヨガのスタジオオーナーになろうとは(笑)。

偶然見つけた冷泉荘は、今は私の宝物になりました。
私の夢の実現を導いてくれる場所です。

今年6月にナプアをopenしたのも、管理人さんから
「先月空いたんですよね~」と

何気に言われた言葉で即決。

胸のチャクラは私にとって感覚を敏感にさせるセンサー
なのかもしれません。



どうやら、カンが働く、嗅ぎ分ける力が付いたようです。



この広い海のような心が持てるのはいつになるかは
分からないけれど、自分を信じてあげたり、責任という
強い意思を持つことだけは忘れないでおこうと思っています。


hitoyo