おじさん社員が席を外していた。
あたしの部署はとりあえず 外部対応をする。
たとえその内容が自分たちの業務内容の範疇じゃなくっても任される。

あたしは人当たりの良さを何重にも詰め込んで出社する。
オブラートオブラートオブラート。


オブラート持って来い!!!







今日も電話に出た。
「おはようございます、△△(わたし)です。
すみません、○○課長は今席を外されておりますので、折り返しお電話差し上げても
よろしいでしょうか?なにか、お伝えしておきますか??…」

そう言ったら 営業さんは至極不機嫌で

これは大変と思い あたしは言う。
「あの、すぐに戻られるとは思うんですが…」



「そりゃ すぐ戻らなきゃ変だろうよ…」と 営業さんは怒り心頭の様子。
このおじさん社員は 頭にくるものの言い方をよくするから
営業さんが腹を立てるのもわかる

けれど
その矛先は たいていこちらへ向く。


「お電話あったこと お伝えしておきますね、できるだけ早くご連絡できるようにしますね…」


あたしももう
理性を失って
固定電話の受話器を叩き付けて切った。

フロアの上空が凍りついた。

流したかった涙さえ フロアの床には流さなかった



夕方には
苦手な営業さんから問い合わせが来た
私は即答えを出さないといけない
一瞬の全知全能で居なければいけない。

メンタルクリニックでセンセイがあたしに勧めて言ってくれたような「今週はちょっと待ってもらえますか?」
なんて対応したら命は無い。

センセイ

わたしはつらいけどこういうところにいるよ





そのうちだんだん家事が辛くなってきました。
とにかく座ってるのがやっとになって
ほんとに辛くなってしまいました。
お酒の量も増えました。

今は大切な友達に支えられてなんとか生きています。

そうでもしなかったらもう

とっくに地下鉄なんて止める。






今日
上司がなんか機嫌悪いっていうか
いつもと違ったから

わたしはいつもどおりにした。


やっと
昼食を囲んでるときに開いた重い口。
耳にするおじさんたちの会話を聞くと

なんだか うちの製品の提携先の担当者が昨日ヘマしたらしかった。
昨日上司はどんな気持ちで私に
出張先から安否の電話をかけてくれたんだろう。
話を聞けば聞くほど、私は静かに憤慨した。


もしも社会人でなくて、仕事って言う場所じゃなかったら

…どんな仕打ちをしたかな?



そんな無粋は同類項だからしないけど
気持ち的にはそんな感じだ。


だからわたしは自分のいらいらが
人に移るのはいやだから

会社では笑ってることにした。


いつしかみんながニックネームとか下の名前で呼んでくれるようになった。
みんな
色んな仕事頼んでくれるようになった。

正直に言うと
忙しくてへとへとだけど

疎外されるよりはずっとよくて

そして
友達でもなんでもない
仕事っていう距離感が楽で



この毎日に埋まっていく。

もう戻れない

帰らない




休みたいなあ

なんて思ってしまうから

先にお弁当作った。

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