2月・ウェールズの旅
真冬なのに緑鮮やか、気温もそれほど低くなかった。
マンチェスター空港から西へ、スランデドゥノというウェールズのリゾートと、バンガーという町。
あらかじめ調べたり地元の人に聞いたレストランで、とにかく毎食肉肉肉。
フィッシュアンドチップスは、一度ステーキサイズのを↓食べたら満足した。
シーザーサラダが異様に美味だった。
朝食にも夕食にも、おすすめの「ブラックプディング」(左下)が出されて二回ともざぜつした。
見かけはブラウニーっぽくて名前もかわいいのに、
豚の血の臭みが口の中を支配するとんでもない食べ物だ。
全体的に、レストランもホテルも「こ」ぎれいでかわいい。
一般的に家の内装には、イタリア人以上にこだわっていると思った。
そのかわりこだわっていないのが服装だ。
異性へのアピールゼロ。
防寒が大事なのはわかるが、表情からしてそもそも他人への興味がなさすぎる。
狭い道ですれ違うときに「すみません」という礼儀正しさには心を打たれた。
が、特にミラネーゼに比べて、繰り返すが異性へのアピールがなさすぎる。
ミラネーゼを見たまえ。
メトロでも街角でも、スーツを着こなした肩からお尻からつま先まで、
意識が行きとどいているではないか。
身長が低かろうと、おなかが出ていようと、はげていようと、魅力を発することを決して諦めない。
バールでは、一人で静かにお酒飲んでる人とか見たことない。
お酒片手にしゃべりにしゃべりにしゃべりまくってる、一人の人も電話で永遠にしゃべってる。
いつ人の話をきいているんだろうと思うくらいしゃべってる。
それなのに、目の前にある食べ物をしっかり食べれている。
感心するのは、食べながらしゃべってるのに、音をたてたりこぼしたりの粗相をしない点だ。
つまり、飲みつつ食べつつしゃべりつつ、品を保って他人を引き付けることができる人達なのだ。
次に女性を見てみよう。
ただでさえ大きい目に太く黒いアイラインを入れているので、眼力がとんでもなく強いのだ。
彼女たちをしばらく見た後に自分の顔を鏡で見る機会があると、
とても物足りない気持ちになる。
まつ毛もたっぷりで長くて、うらやましいなと。
足元見てみよう。
とにかく高いヒールが大好き。
雪の日に10cmヒール履いてる人みても、もう「頭おかしい」って思わなくなった。
ウェッジソールとか太いヒールじゃなくて、ピンヒールに近いほうね。
歩きずらそうでも、それを選択したことを後悔している様子はない。
雪に暴言を吐いても、靴に吐いている様子はない。
妊婦のジョヴァンナも、白い細いパンツに高いヒール履いてワイン人並みに飲んでた。
その数ヵ月後に二人目の子供何事もないかのようにポロっと産んでた。
ハイパーです。本当にハイパーな女性です。
招待してくれたパーティで一昨日会った時も、ジョヴァンナのワンピースが春めいていてだれよりもかわいかった。
Sergio Rossi ガブリエラ・クレスピトリビュート @Palazzo Crespi
靴も展示の家具も素敵だったけど、それよりなにより内装をみていただきたい。
写真撮影禁止だっただけに、なおさら写真撮りたくて撮りたくてうずうずするほど素敵な場所だった。
そこまで古い建物ではないと思うけど、天井から床全てに手入れが行きとどいているところに驚いた。
無邪気に(あるいは装って)写真撮ってた人は、その場で係員に強制削除されてた。
私も何度かこっそり撮ろうとしたが、スタッフ以上にジョヴァの目が光っていて無理だった。
私がどんなに写真を撮りたかったかわかっていただけに、常に見張られていたのだ
今回は自分、隅にも写っていない。
それにしてもこの日は本当にハードだった・・・。
まずは正午からニュージーランドのお姫様(といっても80才)のツアーガイド。
会うなり「ミラノで一番いいレストランに連れて行ってちょうだい」
「・・ええと あの・・・、お好みは何かありますか?伝統あるレストランですとか、XXが食べたいですとか・・」
「一番の」
「かしこまりました」
(つづく)
脱線したが、イングランドは住み心地よさそうだけど、ミラノに比べて相当つまらなそうっていう結論です。
特に長い冬を過ごすのは精神的にかなりきつそう。
ジョヴァに感想を聞かれたとき
「自然がきれいで空気もおいしくて気にいったよ♪
でももし11月位に軽くウツになりそうだったら、ちょこっと日本帰ったりしてもいいかな?」
軽いトーンで答えたつもりだったが、
「ここには住めないってことか?ぼくをここに一人おいて日本行くつもりかー!」と爆発された。
この人も、同じように感じていたに違いないのだった。
そんなわけで、イングランド移住計画は白紙に戻りました。
でもジョヴァはまだどこかに行きたそう。
どうなることやら。












