先週の連休の「信濃路旅」の第三話でございます。
朝はホテルのモーニングビュッフェから。ここ飯田駅前のSILKHOTELの朝ご飯、殊の外ご機嫌で、いや~ビックリしたのが、このカレー。子ども寄りでないスパイスの利いた辛口カレーでお目覚め爽やか。一日のいいスタートとなりました。
<浅漬けの野沢菜が心地よく。地元の牧場で生産されたヨーグルトも美味しかったですよ>
一休みしてチェックアウト。白い相棒をそのまま少し置かせていただき、近所に眠る伯父さん(昨日、施設を訪ねた6番目の伯母の夫)の霊廟を訪ねました。。。。。
<土地が有り余る地方にあってもこのような「マンションタイプ」のお墓があるんですよね>
3~5階に広がる↑のような安置場所。何度か訪れているのですが、本日は係員の方もおらず「ご自由にお参り下さい」とのこと。薄ら覚えの中から確か4階だったであろう扉を1つ1つ開けさせていただいて。。。。。他の仏様、本当にごめんなさい。で、懸賞好きの家内が漸く「開け当て」お参りを。伯父さんの優しい笑顔の遺影も飾られていて、生前の思い出が過りました。
そこから程なく飯田土産の№1と思っている「一二三屋まん十」さんへ。ここは一点もののお店にて毎回必ず買って帰る「黒糖まんじゅう」は絶品。10個以上買うといただける「おまけの1個」も嬉しくなります。
<小生が幼き頃の記憶にも残る老舗饅頭店です。。。。。>
で、本日は昨日逢い損ねてしまった母の直ぐ上の姉、7番目の伯母のところへ。昨日、夕食時に電話をいただき再訪となりました。チョット早かったのですがお昼ご飯も用意していただき、そして何十年ぶりかで可愛がって貰った従兄弟のニーちゃん(伯母さんのご次男)にもお逢いすることができました(嬉)
<飯田市内にある、この後、再会する従兄弟の兄弟が経営する設備会社にて>
<大きな大きな五平餅をいただきました。。。。。>
チョット顔を出して失礼するつもりが積もる話もあって長居してしまいました。実はこちらの伯母さんの所に小学校4年生の夏休み「大人の事情」で1ヶ月位預けられまして、本日、小生が来ると言うことで、わざわざ隣町から駆けつけてくれた2歳年上のN樹ニーさんに実の弟のように可愛がって貰ったんですよね。それからもズッと仲良くしていたいただき、N樹ニーさん、大学が横浜だったものですから、多感な時期も時々ご一緒に。でもね、ここ20年くらい、ご無沙汰で。今日の再会は本当に嬉しかったですね。。。。。
大々的に農家を営む伯母から朝取れの新鮮な野菜を沢山お土産にいただき、両親の故郷を離れます。三遠南信道の「天竜峡IC」から中央高速へ。続いては、またまた妹のリクエストで国宝「松本城」を目指しました。
<何度来てもこの「荘厳な感じ」、実にいいですね。。。。。>
今回、初めて城内を散策。敵に攻め入られた時のための急で狭い階段を登り天守閣まで見て回りました。全国に観光用も含めて数多の城はあるものの「国宝」と呼ばれる築造からそのまま現存するお城は「姫路城」「彦根城」「犬山城」「松江城」そしてここ「松本城」の5つのみ。京都の「二条城」も国宝ですが、あちらは「城郭」ではなく「住居」の色合いが強いため「国宝五城」から外れちゃってるんですよね。他のお城が白基調なのに、この松本城だけは黒基調で、いやお堀の水面と相まって格好いいですよね。
さてさて今回の旅も佳境に。〆を飾る最後に相応しいお店で早めの夕飯をいただくこととしました。お邪魔したのは小淵沢。鰻の人気店であります「井筒屋」さん。いままでは並んでいただけたのですが、今は週末「完全予約制」ということで、一昨日に連絡を。運良く17時からの席を取ることができました。以前から不思議に思っていたのですが、八ヶ岳観光や清里や野辺山などの別荘地がある中で小淵沢の街は本当に静かで駅周辺には何もないんですよね。もっとも中央線をここからJR小海線に乗ってそれぞれの避暑地へ向かう基点と言うだけなのかも知れませんね。で、かつて「並んで食べた」時代は何故かこのお店の前だけが黒山の人だかり。今はね「予約制」ということで、すっかりスマートな感じになりましたね。。。。。
<建物もまた一興でしょ!>
三人揃っていだいたのは定番の「蒲焼き」とねぎを合わせた「白焼き」の二つの味が楽しめる「熟成竹めし 二のう」。久しぶりにいただくこの味に家内も妹も喜んでくれたようで、彼女たちのお酒はススム君。運転手の小生は「鰻腹茶腹」の漫才師の如く。。。。。いや~毎度の事ながら美味しくいただきましたよ。
小淵沢から再び乗った中央道。渋滞情報では笹子トンネルから先、相模湖まで5時間の表示。でね、今回は身内だけと言うこともあって思いきったコースへ。双葉JCTから中部横断自動車道を南下し新清水JCTへ。そこから制限速度120㎞の第二東名へ。そして再び渋滞を迎える足柄SAから先を避けて御殿場で降り、乙女峠から箱根そして小田原。西湘バイパスというルートを敢行。西湘入口から国府津までは工事で通行止めだったため一端小田原厚木道路に振って西湘バイパスへ。そのまま腰越から鎌倉山、大船を抜けて無事渋滞なしで帰宅しました。とは言え、この走行距離。多分時間的には渋滞に填まってそのまま帰った時より1時間程度の短縮だっただけかもしれませんが、まぁ、気分良く帰ってこられたので、これはこれで「良し」としましょう(笑)
母が亡くなって以来、妹と旅行するなんて思いもよらず、また、家内と三人での初めての旅は中々ご機嫌な「大人旅」でした。また、旨いもの食べに行けることを願いつつ。。。。。
コロナ感染者が増えて参りました。来月の「夏休み」、同じ事が出来るかと言えば、少々不安がありますね。いや~色んな意味で「いいタイミング」だったのかもしれません。
てなことで。
続きは次回の講釈にて。。。。。