拝啓 マリコ様
収まるどころか
益々勢いを増している
ジョージフロイドに起因する暴動
当初の”人種差別の抗議から、
色んな人たちが
今までそーっと温めていた提案を、
これチャンスと国に要求して
ニュース番組は全くネタに困らない毎日です。
差別されたとか、どうかは
受けた方が そのように捉えたら
そうであって
“いや、それは差別でない”とか
周りが言える事ではないですよね、
だから
黒人差別はあるのでしょう。
ただ、その
差別されている理由が
“肌の色”が 違うからなのか、
“もともと奴隷として虐げられていたから” なのか
それとも
”その人種に属する
多くの人たちの
悪い素行、生活態度で
その人種全体が
世間から、悪い先入観を持たれてしまったからか”
その点を 黒人保守の新しい声は唱えているんです。
今日もCandas OwensのTweetで
”私たち真面目に生きている黒人が
犯罪を繰り返す
真面目に生きていない黒人たちを
単に同じ肌をしているという理由だけで
なんでサポートして庇わなきゃいけないの?
”お前たちは、もう我々の仲間じゃない”、
とか非難されて
もう、いい加減にして欲しい
”私たちは貴方たちと同じじゃない”、
Ben Carson(現在のホワイトハウスの内閣で唯一の黒人、元著名な医師、彼も黒人保守)写真 ABC
これがね、私が本当に気の毒に思っている事
私が過去この国に二十年以上住んで
沢山の本当に素晴らしい黒人たちに出会いました。
私の初めてのホームステイ先のおばあちゃまも
生粋の南部からの黒人
本当に本当に暖かい人だった。
立派なお医者様や会社の同僚。
大学の教授、
そして今のご近所さんでゴルフ&テニスの友人のVie.
彼らは勤勉でよく働き、
とってもインテリで信用の置ける人たち。
こういう暴動があって
結局一番の被害者たちは
彼らだと思います。
“肌の色が同じという事だけで、
そこらのゴミの様な黒人と一緒にしないでくれ”
肌の色が黒いから差別されているのではなく
悪い奴らと肌の色が同じだから、
私たち真面目な黒人も
他の人種から悪い先入観で扱われる。
“私は貴方たちを擁護しないし、
貴方たちと同等に扱われたくない”
“You are not my people”
..........
そう、話はそれますが
日本人から見たら
黒人と白人は一つずつの集合体として
理解されてるみたいだけど
とんでもない。
同じ白人でも全く違う文化、背景があって
政治的に右よりか左よりか、に、繋がる
大きなファクターでもあります。
私が知る限り
白人には大きく分けて
ワスプ(アングロサクソン系で宗教はプロテスタント)
アイルランド系
イタリア系
ユダヤ人系の4つです
当然、皆移民としてこの国にやってきました。
ワスプ以外は
今の世代から数えると、3世か4世が主流だと思います。
昔のNew Yorkでの この人種間による特徴を
ビルの建設に例えて描写した 面白いフレーズがあります。
Italian built it, (イタリア人は建設現場で肉体労働して)
Irish run it, (アイルランド人は 現場を監督、
マネージメントして)
でも
Jewish owned it.(そのビルを所有しているのはユダヤ人です)
今でも この描写にある特徴の名残を見る事ができます。
そして 一番先に入植していたワスプたちは
そのころから、エリートとして 白人社会の頂点に君臨します。
言い換えると 黒人を奴隷として所有していたのは
白人の中でも ワスプだけです。
その後、これらの人種たちは、
それぞれの特徴を生かした 分野で活躍します。
その中でアイルランド人は警察、行政分野で
一大勢力を築くようになり
例えば今でもNYの警察で要職に就いているのは
多くがアイルランド系です。
だから、全米でも白人警官の
かなり多くが
アイルランド系かと想定されます
(さすがにオリジンを示すデーターはありませんが)。
って事は、多くの白人警官と黒人容疑者の間には
何代遡っても
奴隷とオーナーという関係はないってことですね。
私の夫には警察官の友人が二人います。
一人はロサンゼルスでも最も治安が悪いとされる
ダウンタウン サウス地区の刑事、キース(仮名)
ボストンの大学ではフットボール選手として活躍
筋肉粒々のやっぱりアイルランド系白人。
彼の管轄地域の多くの住人が黒人であることから
彼の関わる事件は黒人関連がほとんど。
これらの地域はギャングや麻薬、売春、強盗、殺人が
毎日に様に起こっており
口にできないほどの酷い現場に毎日の様に遭遇してきた
と言います。
そして犯人も被害者もほとんどが黒人。
“あいつらは動物だ、
人間というものがわからなくなってきた” と.
彼は自分の精神の正常を保つ為、
週に二回 セラピストに通っています。
そして 毎日 お酒を浴びる様に飲んで
とうとう離婚。
“あと数年で年金がもらえる、
それまで自分が人間で居られるか、自信ない”
と、深く深く今日も お酒に逃げています。
もう一人は
NYでも最も黒人が多く
犯罪の多い地区の
かなり上の役職についているサムさん(仮名)
もちろん、アイルランド系
ここは兄弟三人が皆 警察官
この地区でも犯罪の6割が黒人、
残りがヒスパニック系によって起こされています
“俺はいっつも口をすっぱくして部下に言ってるねん、
黒人市民だけは
流れ弾とかそういうので
巻き込んだり
警察として
黒人市民と もめ事だけは
絶対おこすな。
もし誤って流れ弾が黒人でも当たろうもんなら
国がひっくり返る様な騒ぎにされるから。
(これを聞いたのは二年以上前です)。
だから部下が
”捜査中に市民を巻き込んでしまい
被害者をだしてしまいました”
っていうと
まず恐々 聞くねん、
”。。何人や?”
で、
”ロシア人です“
って言われたら
”ほおーっ”と胸をなでおろすねん。
悪いけど“
サムはいつもクマさんみたいな大きな体を
小さくして
ニコニコ笑っている、いいおじさんです。
彼は警察上層部として
“黒人と問題をおこすな”と
警官の全てに
いつも強く通達していると
言っていました。
でも、それによって
警官側の負傷も多く
“こういう苦労、皆、わかってほしいわ”と。
特に市長や市議が守ってくれないと
”あいつら俺らに犬死しても、
体面を取り繕えっていいよる”
と、声を震わして嘆いていました。
”警官は人種差別をしているから
黒人の車を意味もなく止める”
”警察は組織として差別体質がある“
私たちの友人からの話とは
全く違う非難に
戸惑っています。
つづく。
