父が亡くなってから母は急に認知症が進んだ気がします。
ここ1ヶ月、週末を一緒に過ごしていますが
私のことが分からないときの方が多いようです。
 
木曜日のお昼前。
ショート担当の相談員さんから電話。
今週はずっと食事量が少なくて、今日は座っていることができずに横になっています。

あと1日過ごせば帰るのに今言われるということは、
迷惑してるんだ

忙しくて余裕はないのだけど
迎えにいきましょうか
と言うと
いいんですか?
とのことでした。

午後に介護休暇、翌日の金曜は在宅勤務にしました。

お昼ご飯も食べずにデスク周りを片付けて13時に退社。
そのままショート先に母を迎えに行きました。

あっ
母は座っていられなくて寝てるんだっけ。
車イスがいるのかな。持ってないし。
夜勤で寝起きの弟に電話しました。

お母ちゃんが座っておれない状態なんで今から迎えに行く。お母ちゃんが歩けやんだら家に着いて部屋まで運ぶの手伝ってんか。
また電話する

電話が終わると同時に施設到着。
なかなか出てこない。
起きるのに、つれてくるのに難儀しているのだろう。
車イスで連れてこられる母を想像していてら

シルバーカー押して出てきたやん

弱ってはいるけれど私を見て話しかける母。
弟に今日は来なくてよいと電話しました。
車に乗るときもいつもと同じように乗れました。
確かに、いつもより会話は少なくて元気がない母でした。
一日早くショートを終えたので、食べるものが何もなくいつものスーパーで調達します。
買い物してくるで、ちょっと待っといてな。
と言うと
「私も行く」と一緒に行きました。
しばらく一緒に買い物できないので、母の好きなように買い物しました。
家に着きお茶を少し飲んだ後寝ました。
夕方になりトイレに行った後、ご飯食べると言うので準備したら、ご飯、お味噌汁、黒豆、里芋を少しづつ食べました。

身の回りの物を自宅に取りに行き戻ったのが22時頃。
起きてきた母になんか食べる?と聞いたら夕方より沢山食べたので一安心して就寝しました。
翌朝、ほとんど食べませんでした(´・-・`)
高カロリーのプリンを1個食べました。
在宅勤務なので母の様子を見つつ仕事。
11時頃弟が様子を見に来て、衰弱はしていないけれど入院していた病院に行くことにしました。
「高齢ですから、このまま弱っていく可能性もあります。胃ろうは考えていますか」
また胃ろうの話です。
ちょっと考えてしまいます。
今回も採血しましたが、うまく取れないのか
「痛いっ」
と母の声が聞こえてきました。
検査結果を待っている間母は、病院職員が前を通る度に「まだ?」と声をかけていました(笑)
患者と職員の区別は付くのね。

検査結果は
「異常ありませんでした。様子見しましょう」
でした。

採血しているときに入所施設から電話があり
入所受け入れはするけど、
施設は病院ではないので積極的な治療はできない。
最終的に看取りになる可能性もある。
とのことでした。
まあ、88歳の高齢ですから。
それに今の母ではショートステイは不可とのこと。
予定どおり入所が決まりました。
病院から戻った母は不穏状態がずっと続き、当然私のことは知らないと言われました。
「帰りたい。いつ帰るの?」
ああ、私は施設職員なんだわ。
残り少ない母と過ごす時間が不穏な母でよかった。未練なく入所できます。

土曜日、ほとんど食べず。
メロンは一切れ食べたかな。
ワガママ言わずに大人しく過ごす。

日曜日、
しばらくは母と過ごせなくなる最終日。
「冷たい水が飲みたい」
と言うので飲ませると満足していました。
水分は何度か取るけれど食べ物はほとんど食べない(涙)
弟も来ていて、帰るとき
「お母ちゃん、またな」と言っていました。
施設に持っていくシルバーカーをきれいに拭いていました。

母とふたりになり
母は不穏もなくなりとても素直です。
もう、泣けてきて
母の前でも大泣きでした。
私の頭を撫で、痩せた腕を背中にまわしてくれました。

かつて私がマンションに行くのに家を出るとき、
実家から離れる寂しさよりも、新しい生活が楽しみでした。
私が介護施設に入ることになったら、やっぱり新しい生活が楽しみになるんだと思います。
残された者がだけが寂しいんでしょうね。

明日は母の第何章かの新しい生活の始まりです。
笑顔で見送らなきゃね。できるかわかりませんが(≧▽≦)