私の持論ですが、

所詮人間なんてホルモンの奴隷。

脳が暴走し始めたら自我は眺める事しかできない。


ギャンブル依存性 薬物依存性など様々あります。


私も若い頃一時期友人の誘いでパチンコに行った事があるんです。


そしたらマグレで5000円くらい勝っちゃって。

そこからしばらくパチンコを打つようになった。

パチンコなんて胴元が勝つようになってるなんて分かりきってるのにパチンコでの負けをパチンコで取り返そうとしてしまう。


しばらくすると暇な時にパチンコの事を考えるようになるんですよね。


良い時の思い出が蘇る。


頭では分かってるのに欲望が抑えられなくなる。


次こそは。


またハンドルを握ってしまう。


でも、ふと周りを見渡すとまともな人がいないんです。


客観的に自分を見直して、

ここに居てはいけないと悟りパチンコをやめた。


そこからは友人が競馬場に誘ってくれた時も馬券は買わなかったし海外旅行でカジノがある所へ行ってもやらなかった。


だって勝ったら終わりの始まりだって知ってるから。


人間の脳はご褒美が大好き。

脳汁の味わいを忘れないのだ。


だからどんどんハマっていく。


薬物だってそうだろう。

脳に直接ご褒美を与えてやるから脳は忘れられなくなり抜け出せなくなる。



私はもうギャンブルはやらない。

もちろん薬物もやらない。


脳には最低限の心を平穏に保つ為の脳汁があればいい。


祭りの後の静かさってあるじゃないですか。


あれは単純に脳から過剰な脳汁が分泌された後に訪れる軽い鬱なんだと思う。


若い頃ってたくさん笑って沢山悩むのは

この脳汁の弁がすこし緩いからドバドバ出ては枯れて鬱っぽくなるんじゃないかな?


だからできるだけ平穏に過ごして過剰な脳汁を出さないってのがこれから大切な事なんだと思う。