私は地方営業所で仕事を覚えた。
地方は一つのフロアで仕事の入り口から出口までの流れが全て見えるし、誰がどの仕事を担当しているのかも明確であり欠員に対応しなければならないから大抵の事は一人でまかなえる。
それが当たり前だと思ってたし特別それが凄い事とか難しい事だと言う自覚は全く無い。
むしろそれがこなせなければ組織は回らないのだ。
しかし東京に来ると同じ流れが細分化され各所で独自のルールを設け複雑に難解に捻じ曲げられて手がつけられなくなっている。
余分な仕事をてんこ盛りにして大した事の無い仕事を大仕事に奉り、これは上級者しかできないと決めつけて仕事のヒエラルキーを意識するようになる。
まあ大所帯と少人数の職場では同じルールは適応できないってのもわかるんだが。
私は一応経験者として扱ってもらってるから特別扱いしてもらってて、他の業務を手掛ける前には一回だけ確認して即実戦配備。
でも東京でずーっと働いてる人は無茶苦茶大変です。
まずは上司のご機嫌取りで一生懸命やってますアピール。
じゃあ、次やってみるかと言われなきゃ何にも始まらない。
新しい仕事も細かいルールがあるからマニュアルを読み込んで一挙手一投足を上司について教わり
何ヶ月もかけてトレーニングを終えるのだ。
そんな事だから勤続17年目の人でもこんな事も知らないなかって驚かされる。
まあ人によって進み方は様々だからこれは極端な人の例だとは思うが。
しかし地方営業所だと目の前に持ち込まれた仕事をいちいちトレーニングからやってたらとても納期には間に合わない。
だからとりあえずやってみろって感じで任される。
わからない事があったら聞く。
そうやって自分で考えて失敗して学ぶから
圧倒的に幅広い仕事を網羅できるのだ。
何より変な競争が無かったから楽してスキルを得られたのだ。
噂では足枷つけさせて仕事を覚えさせないのは転職させない為だとか。
職種を限定する事で安価な給料で飼い殺ししているとか言われている。
まあ私には関係ない話ですが
皆さん大変ですなぁ。
文句の一つも言いたくなるよね。