早速娘に聞いてみた。

私 娘よ、お金とは何だ?


娘 お金は一生懸命働いて感謝されると貰える物。

それで食べ物や欲しい物と交換できるのがお金でしょ。


私 確かにそう教えた。

ただ一つ訂正する事があるのだ。

それは一生懸命働かなくても良いんだよ。

お金は働かせる事ができるからね。

お金が働いてくれても人には感謝される事は可能なんだ。


自分の体は一つしかないし1日は24時間しかない。

そうなると時給1200円で24時間働いたって稼げるのは28800円。

時給1200円で働いている人は28800円以上は稼げないんだよ。


でもお金ならいくらでも働かせられる。

しかも人と違って休ませなくても良いし文句も言わない。


しかも労働の賃金ってのはその場限りで

1時間働いて1200円貰ったらそれっきり。

お金は投資している間はずーっとお金を稼ぎ続けてくれるんだよ。



今日本の平均年収は450万円と言われている。


娘 えっ、そんなに少ないの?


私(マジか、この子はちよっと金銭感覚がバグってきてるな)

そうなんだよ。

1年間朝から晩まで働いて450万円を稼ぐのがやっと。

しかもそのお金を生活費で全部使ってまた次の年も働いて450万円をそのまま消費して永遠に豊かにはなれないんだ。


でもたった1億円を年利4.5%で運用すれば寝ていても450万円稼げるんだ。




しかも稼いだ450万円も必要無ければまた投資に回せばこの450万円も毎年20万円増えちゃうから

次の年には470万円になって毎年収入は増えていく。


日本は30年前から平均年収は変わってないが

30年間複利で運用してきた資産家はとんでもないリターンになっているんだよ。



これが労働者と資産家の違いだ。


娘 じゃあお金は稼いだら投資に回さないと資産家にはなれないって事?



私 そう、少なからず稼いだら全部使ってしまう人は絶対に資産家にはなれない。

年収3000万円あってもそれは単なる労働者。

毎月5000円の配当金が受け取れる小学生は資本家なんだよ。

毎月5000円は年間6万円。

現段階ではもう既に君は投資家側なんだ。


世の中には金利を支払う側の人と金利を受け取る側の人間に分かれる。

金利を受け取る側に回らなければならない。


そして沢山の金利が欲しければ受け取った金利は使わずに再投資すればどんどん金利は増えていく。


この意識の有無が30年後に大きな差となって人生を左右するって事は覚えておいて損は無いよ。