こんにちは。
奈良のフードビジネスコンサルタント 中田雅博です。
★「お母さんマネジメント」の極意
この本で紹介されてました。
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上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか? (Nanaブックス)/ナナ・コーポレート・コミュニケーション
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あるサービス業の会社の事例です。この会社の若い社員は離職することなく頑張り続けています。
なぜか?
この会社のパートさんたちは皆50代のお母さんばかり。彼女達は若い社員達の実質上の指導係なんです。
だから、『お母さんマネジメント』と呼ばれています。ナイスネーミングですね(笑)
お母さんばかりなので、褒めるのはすごく上手なんです。
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○電話応対が上手くできたというと、「○○さん上手になったね」と褒める。
○伝言メモを渡せば「字が上手ね」とお礼の言葉にひと言添える。
こんなことでも社会人になりたての新人には嬉しいものです。
また、彼らに無理強いもしません。
「○○さんが苦手なことは、△△さんが得意だから教えてもらうといいよ」と言う感じでアドバイスするんです。
そうすると、言われた本人も苦手意識を持つことなく、コンプレックスになりにくいそうです。
課長や部長より、パートさん達の方が新人に信頼されているといいます。
この事例からわかるように、人は「自分が大事にされている」と感じるから、もっと褒められたいと思って頑張るのです。
そして、人は「自分が大事にされている」と感じると、他人を大事にしようと思えるようになります。
この会社のパートさん達も会社に「大事にされている」と感じています。
例えば、時給。彼女達の貢献度を評価した時給を設定しています。その仕組みが大事にされていると感じる由縁です。
だから、彼女達は新人を大事にします。
そして、ここで働く社員はお客様を大事にする。その結果売上もアップするのです。
「大事にされている」という実感が良い連鎖を生んでいますね。その連鎖が、仕事の成果にも結びついているのです。
会社やお店で、「大事にされている」という実感をあなたは持っていますか?あなたの部下や後輩もその実感を持っていますか?
再確認したいですね。
感謝!
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございます。